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013:頼まれたことを記録する

廊下で呼び止められ、用事を頼まれたときは、それを作業リストに記録するようにしている。ただし、手元にオーガナイザがない場合は、頭で記憶することをあてにせず、要件を拒否することにしている。筆者は正直だが、無愛想ではない。

「わかりました。それが最善策だということに賛成です。でも、今ちょっと忙しくて、PDAも持っていないんです。忘れてしまったら困るので、すみませんが、電子メールで「Webモンキーをインストール」というメッセージを私に送ってくれませんか。そうすれば、きっと思い出しますから」といった返事をする。メッセージの内容を正確に伝えれば、相手の負担が軽くなる。その一方で、この方法は、あなたが要求の正確な内容を記憶する負担までなくしてくれる。

そのときたまたま電子メールを送信できるコンピュータのそばにいた場合には、コンピュータを使用している人が会話に参加していなくても、私宛てに告知メールを送信してもらう。

そうそう、それで思い出した。PDAやPAA(注:Personal Analogue Assistant;紙の手帳)を持たずにどこかへ行くとは、大胆な行動である。常に肌身離さず持ち歩くこと。(p.31)


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