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子どもの頃の夢は何ですか?

By: Premnath ThirumalaisamyCC BY 2.0


このところ立て続けに「子どもの頃からの夢だった」というその夢を実現した、あるいは実現しつつある大人の話にぶつかることが多い。

先日参加したイベントでは「学生の頃からニュージーランドで暮らしたい」という夢を実現した四角大輔さんであり、最近読んでいる本では「私がコーヒー屋になる、と決めたのは小学生のとき」と語るコーヒーハンターの川島良彰さんであり、「ぼくは子供の頃から眼が大好きだった」と言う眼科治療薬を開発するバイオベンチャーを創業した窪田良さんである。

もちろん、子どもの頃の夢とはいっさい関係ないところで成功している大人もたくさんいるだろうが、子どもの頃の夢にこだわったことで成功した大人もそれと同じくらいいるのではないか、と思っている。

子どもの頃に夢中になったことには何かしらヒントがある、と僕自身は考えているので、もしそこに少しでも後ろ髪を引かれる何かがあるなら、当時のことを思い出すための時間を意識的にとってみる。具体的には自分史を書いてみるといいと思う。

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集団への同化と集団内での分化によって形成された性格は、思春期までには安定し、それ以降は生涯変わらない。ぼくたちは長い進化の歴史のなかで、いったん獲得した性格を死ぬまで持ち続けるよう最適化されている。

信じる信じないは別として、ここまでの遺伝学や心理学の「発見」をまとめてみよう。

  • 知能の大半は遺伝であり、努力してもたいして変わらない。
  • 性格の半分は環境の影響を受けるが、親の子育てとは無関係で、いったん身についた性格は変わらない。

もしこれがほんとうだとしたら、努力することにいったいなんの意味があるのだろう。(p.34)


» 残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法