色々といろんな「時間」を計って、ちゃんと記録しておいて、色々「仕事」とかに役立ててやるんだい、って思ってたのですが、気がついたらクソめんどくさくなってやらなくなってました。
メール送るのに何分かかったとか、そもそも何時から何時までなにやってたのか「きちんと」記録を残しておくとか、気がついたらツイッター見ててそのままダラダラと過ごしてしまうようなワタクシには、土台無理なお話しでありました。
とは言え、シゴタノなんていう「仕事」なブログに記事を書いているわけですから、一応それなりに仕事出来る人になりたいぜ、って気持ちは存在しております。
てことで、とりあえず難しいことはやめて、簡単なことからはじめてみました。
「大きな」仕事だけ何分かかったとか計測する
いろんな「仕事」の記録を取っておけば、それを元に「次」は同じようなことがどのくらいの時間でできるのか見積もれたり、ちょっとずつ早くこなせるようになる自分にニヤニヤできたり、「ムダ」な時間を把握して、そこから改善点を見出したりと、すごく色々いいことがありそうです。
でも、一日8時間きちんと仕事をすることすら難しい私が、「仕事」してる間に隈無く何時から何時までなにやってたのか、なんてことをいきなり記録しようとしてみたのが間違いでした。
で、とりあえず思いついたのが、自分にとって大事な、そして何分ぐらいかかるのかよくわかってないような「デカいこと」をやるときだけ、ちゃんと開始時間と終了時間を記録しておく、という方法。
たとえば、私は未だにこの「シゴタノ」が何分ぐらいで書けているのかよくわかっていません。
よくわからんてことは、あまりいい気分ではない。
所要時間にムラがあるのは当然としても、それでも「だいたいどのくらいでできるのか」をわかってるのかわかっていないのか、これがなければ「今日何するのか」っていう計画すら立てられません。
ていうか、よくそんなんでこれまで生きてこられたな、って感じもしますが、とりあえずそんな風に生きてきていたのだからしょうがない。今気がついたから、今からでもやってみるしかないわけです。
ポモドーロ連発はツライ
以前、似たような話で「ポモドーロテクニック」って方法があるよ、って記事を書きました。
シゴタノ! — ポモドーロっていうなんか楽しそうな名前のテクニックを試したらなんかすごかった
これを常日頃から実践していれば、この仕事には何ポモドーロかかったのか、っていうデータを元にして、おおよその時間を計ることはできます。
しかし、この「ポモドーロテクニック」を一日何回もやる、ってのを毎日毎日続けるのはかなりツライです。肉体的にも精神的にも。
あと、なんだかんだどうしても「中断」せざるを得ない場合ってのも出てきます。
ポモドーロっていう「本気」を発揮出来た時のデータってのはもちろん役に立つのですが、もうちょっと大きな範囲で、ポモドーロできてたりできてなかったりする集中力のムラを含めた時間。こいつをちゃんと把握出来てないと、結局自分が一日にどのくらいのことができるのか、ってのがよくわからん気がしたのです。
データがあれば次に生かせる
そういう様々なムラ(ついサボったり)を含めた上で、これをやるのはだいたいこのくらいかかる、ってのがちゃんとわかってれば「理想的」ではない「現実的」な一日の計画が立てやすくなるのではないか、と考えています。
ポモドーロとかで頑張れない気分な時でも、シゴタノを書いてる時には「シゴタノ書いてる」っていう時間を、サボり時間含めてちゃんと記録しておく。
こういったデータがたくさん集まれば、今日はだいたい何時から何時までこれをやって、何時から何時までこれをやればやらなきゃいかんことはきちんとできるぞ。この「予定」が、現実的な予定として作りやすくなる。
それがわかってくると「計画を立てて」「実行する」ってのも、なんだかゲームみたいな気分で楽しく実践出来るようになるんじゃないのかなー、なんていう妄想をしている次第です。
▼今週の一冊
この本を読んだら、なんだか「計画を立てる」ことが面白そうに感じてきていたのですが、計画を立てようにも計画を立てるためのデータがあまりにもなさ過ぎる。
そんなことを感じて、ちょっとずつでもいいから色んなデータを集めてみよう。
とりあえず、せめてシゴタノに何分かかってるのかとか、ブログ書くのに何分かかってるのかとか、それくらいちゃんと自信を持って言えるようにしたい。
そんなことを考えさせられて、まずはデータ取りから始めてみた次第です。
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データ取るのが目的で仕事出来るんなら、それならそれで本来の「目的」も達成出来ちゃうんだから、それならそれでアリなんじゃね。
なんてことも考えたりしております。
▼五藤隆介:
デジタル&シンプルライフLove。デジタルを最大限活用して「めんどくさくない」シンプルな生活を目指す。goryugo.comの中の人。