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仕事においてギャンブルを活かすコツ



大橋悦夫パチンコや競馬、麻雀といった、いわゆるギャンブルには縁がないのですが、振り返ってみるとけっこうギャンブルなことはよくやっています。でも、それが生活にピリッとした刺激を与え、毎日を活き活きとさせているような気もします。

今週の「発想七日!」のお題は「ギャンブル!」

いままで生きてきた中で最大のギャンブル、というか最大の買い物は、マンション。

1ヶ月先さえわからないのに何十年も先まで毎月お金を払うことを約束してしまった以上、何が何でも働いて返すしかありません(笑)。

人は追いつめられたり、危機に陥ったときにすごい力を発揮することが多いので、自ら退路を断つことによってそういった未知なる力が発揮されることを期待しています。

とはいえ、普通のギャンブルと違って(?)、マンションは資産として自分のものになるので、あまりギャンブルという認識はありません。賃貸で借りるより月々の負担は軽いですし(これが罠?)、更新料もかかりません。でも地震はこわい…。

まぁ、メリットとデメリットはいろいろあるでしょうが、せっかくなので仕事においてギャンブルを活かすコツについてちょっと考えてみます。

仕事においてギャンブルを活かすコツ

アルバイトの人にいくつか仕事をお願いしているのですが、その中の1つに名刺の入力作業があります。普通に1枚○○円、という形で歩合制にしているのですが、名刺はもらったらなるべく早く活用したいもの。

そこで、入力をお願いした日から一定時間以内に入力を終えたら、通常の報酬に加えてポイントを発行することにしました。

スピード割増

依頼から完了までの日数が短いほど高ポイント。
ただし、入力ミスがあった場合はポイントは無効。

>名刺の場合
依頼の次の日:10ポイント×枚数
依頼の2日後: 5ポイント×枚数
それ以降  :なし

(1ポイント=10円換算)

こうすることによって、単調な入力作業が楽しくなったようで、期待通りのスピードと品質が得られるようになりました(ポイントの設定がキモです)。

正直、通常の単価よりもポイントで稼ぐことができる金額のほうが高かったりするのですが(我ながらちょっと失敗したかも、と思ったり思わなかったり)、それはそれでよいかな、と思っています。

なぜなら、普通にだらだらとやったらたいしてお金にならない仕事でも、早く正確にやればそれなりのお金になる、という見込みがあるのは張り合いがあるであろうから、です。人は高をくくったり諦めてしまったところで伸びが止まってしまいますが、何かしら展望が開ける見込みがあると、がんばれたりするものです。

そういう、人のもつ不思議な(ゲンキンな)特徴を活かすと、もっと仕事が楽しくできるような気がします。