よくブログを読んでいると見かけるのが
「最近更新が滞っておりまして、申し訳ございません」
という書き出しです。
会社などを経営されていて、顧客の方へ向けてブログを発信しているようなケースではまた別ですが、一般的な人がふつうの意味でブログを書いている場合、このような書き出しは不要です。
「最近更新が滞っている」ことを知っている読者が読んでいる保証などまったくないからです。
読者は「単語検索」からブログに訪問したのかもしれません。そうした読者は常に一定数いるものです。常に意識する対象を1人決めておくといいと、書いた事がありますが、検索してきてくれた人だけを意識するというやり方あります。
同じような意味で、時候の挨拶も不要です。書いたのは「秋も深まりまして・・・」にふさわしい季節かもしれませんが、検索しているのは梅雨時かもしれません。こうなると古い手紙を読まされるようなものです。
時事ネタから入るのも、若干考え物です。さすがに今年の大震災くらいであれば言及されていても自然な感じがしますが、「なでしこ優勝!」とある記事を来年読むと、書かれている情報のすべてが古くさく見えてしまうでしょう。
もちろんニュースサイトであったり、「なでしこを追っている記事」であれば別です。しかし仕事術などを取り上げるブログであるなら、仕事術そのものは1年くらいで急に古くなったりはしないのですから、わざわざ関係ない時事ネタを取り上げて損をする必要はありません。