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仕事が行き詰まりかけた時に問いたい5つの自問

 1.現実を直視しているだろうか?
 2.人と仕事をしているだろうか?
 3.「現在」は何の一部だろうか?
 4.ゴールに向かっているだろうか?
 5.それは最優先事項だろうか?

先週1週間に書いた「4行日記」の振り返りから得られた5つの質問です。チームメンバー同士で質問し合ってもいいかもしれません(「4行日記」についてはこちらをどうぞ)。

1.現実を直視しているだろうか?

仕事が行き詰まりかけている時というのは、それ以上の精神的なダメージを抑えるためにもタフな現実からは目をそらしがち。

例えば、抱えている仕事の分量と残された時間とを見比べて、きちんとスケジュールを立てれば1日あたりの必要消化量は割り出せるはずです。でも、それは避ける。それを知ってしまったら否が応でも取りかからなければならなくなるからです。

取りかかりたいのに取りかかることを拒否しているというのはいかにも矛盾しています。

そんな矛盾を打破するための質問。

» 今すぐにやらないといけないことは何か?

2.人と仕事をしているだろうか?

仕事が行き詰まりかけている時というのは、何でもかんでも一人で抱え込んでしまいがち。

視野が狭まり、仕事を終わらせることが目的になってしまうのです。いわば「やっつけ仕事」。本来の目的は、誰かのために役に立つこと。仕事はその手段に過ぎないわけです。

そんなデッドロックから抜け出すための質問。

» 今やっている仕事は誰の役に立つのか?

3.「現在」は何の一部だろうか?

仕事が行き詰まりかけている時というのは、得も言われぬ無力感に苛まれがち。

自分の立場や置かれている状況、そして存在意義にまで自問の触手が伸びてしまうことも。

そんな自閉状況から脱するための質問。

» 今やっていることは葉なのか根なのか幹なのか?

4.ゴールに向かっているだろうか?

仕事が行き詰まりかけている時というのは、気ばかり焦って堂々巡りをしているような気がしてくるもの。

そんなときこそ冷静にゴールから現在地までのギャップを知り、このギャップを埋めるための方法を考えること。1の現実を直視することにもつながりますね。

そんな堂々巡りから抜け出すための質問。

» あと何をすればゴールまでの距離は短くなるか?

5.それは最優先事項だろうか?

仕事が行き詰まりかけている時というのは、まったくどうでもいいことに注意を奪われがち。

自分から働きかけて終わらせないと終わらないのに、どこからともなく誰かがやってきて自分の仕事を手伝ってくれる、という妄想を始めてしまいます。

それに気づくための自己診断。

» 新着メールに心が躍っていないだろうか?

以上、自戒を込めて。

インスパイアされた本:

リストのチカラ [仕事と人生のレベルを劇的に上げる技術]
堀内 浩二
ゴマブックス 2008-02-27

by G-Tools

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