この企画の「前身」というべき「オウンスタイル養成講座(OS講座)」の参加者さんから、質問されたことがあります。
「佐々木さんは、いまの状況のようではなく、人脈もお金も何もないまま外国のどこかに放り出されたら、どうしますか?」
つまり「裸一貫」から再スタートすることになったらどうするか、というのを具体的に質問されたわけです。
「困りますね」と率直に答えた記憶があります。
ただ、そうなったら困るだろうけれど、しかしそんなことはあり得ない、とも思いました。
つまり、現実というのはそういうものではないし、そこが「出発点」だとも思うのです。
「現実」の自分に「まったく何もない」という条件はあり得ないのです。
私はかれこれ15年間、フリーランスということで、本や連載を書き、セミナーを開催し、オンラインサロンのまねごとのようなことまでやってきました。
しかし、15年前に、何ももっていなかったわけではありません。
日本国籍をもっていましたし、実家に暮らしてもいましたし、服も着ていました。
アメリカから大橋悦夫さんのシゴタノ!を読んでもいました。
誰しもすでに「何か」を持っている、何であるかが分からないだけ
「ひとり事業」にしても「独立開業」にしても「フリーランス」にしても似たようなものですが、「一歩踏み出す」ための最大のネックはやはり「恐怖」だと私は経験から思うのです。
すでに一歩目は踏み出しているという人ですら、依然としてネックは「恐怖」です。
もちろん現実に資金が足りないとか時間がないとかそれこそ「人脈」に恵まれないといったこともあるでしょうが、「恐怖」ほど邪魔になるものはありません。
「私には何もないから…」と多くの人が即座に言います。
そんなことはあり得ない、と私は思うのです。
私たちは誰でも「何か」をもっています。
私の見る限り、誰でもがとまでは言いませんが、七割以上の人が「ひとり事業者」として生きていくことができるはずです。
繰り返しになりますがネックは「恐怖」であり、「自分には何もない」という強力な思い込みなのです。
私自身はすでに「何か」をもっていることについて確信していますが、「それ」が何であるかがすぐにわからなくなるのです。
だからずっと大橋悦夫さんと仕事をしているのです。
彼は「それ」を見極める能力に恵まれているからです。
今回の無料相談会は、その
「自分がすでにもっているもの」
を発見したい人のためのイベントです。
4月17日(土) 一人事業を怖がらずに始める方法・無料相談会← 満席4月29日(木) 一人事業を怖がらずに始める方法・無料相談会← 満席
※4月17日(土)の回は満席となりましたので、追加日程として4月29日(木)を設定しました(追加は今回限りとさせていただきます)。