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「まだ試してないのはこのパターンだ」と言い切るためには記録とレビューが不可欠



大橋悦夫トム・クルーズ主演の『オール・ユー・ニード・イズ・キル』という映画が好きで(原作は日本のラノベ)、ときどき見返している。

何が良いかというと、繰り返される毎日から抜け出すための試行錯誤の過程を見せてくれること。

「まだ試してないのはこのパターンだ」と、白地図を塗りつぶしていくように、見えないゴールに迫っていく。

「まだ試してない」と明言できるためには記録とレビューが不可欠なはずで、これをせずに毎日その日の気分でスタートしていたら、すでに試してうまくいかなかったパターンをえんえんと繰り返して、しかもそれに気づかず、ループの中にいることすら分からずに一生を終えることになりかねない。

もっとも、同じことをえんえんと繰り返しているように見えて、実は「3回目にフラグが立つ」みたいなケースもありうるので「うまくいかなかった」という評価についても「本当にそうか?」と問うスタンスは欠かせない。

同じことを繰り返しているつもりが、気づかないうちにやり方が変異していることもある。

そういう発見も可能な限り取り込んでいくことで、悪しきループから速やかに抜け出したり、逆に良いループにスムーズに移行できたり、といったことが可能になる。

『オール・ユー・ニード・イズ・キル』では、終盤で不意にループから抜け出して、敵の本拠地に到達する。

この切り替わりのシーンを目にするたびに、「行動すれば次の現実」という石原明さんの言葉を思い出す。

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