ほぼタイトルで言いたいことを言い尽くしましたが、どう好きなのか、どう捨てがたいのか、どうあなどれないのかについて、書きます。
- tenki.jp が好き
- Yahoo!天気も捨てがたい
- おてがる天気もあなどれない
tenki.jp が好き
天気アプリに対して「好き」という好意を表明するのは、アプリがこちらの求めるところに応えてくれるそのありように「好ましさ」を感じるからであります。
僕が天気アプリに求めるところは「これからの見通し」であり、この見通しを僕にとって好ましい形で提示してもらえるならば「好き」ということになるわけです。
求める見通しは、次の3つです。
- 今日の見通し
- 明日以降の見通し
- 特定の日の見通し
今日の見通し
tenki.jp は今日についての見通しを横スクロールのタイムラインで提示してくれます。
外出予定がある場合は、外出している時間帯の天気や気温がピンポイントで分かるのが好ましいのです。
以下は2画面を並べていますが、左右のスワイプでずるずる~と動かすことができます。
明日以降の見通し
そのまま右方向(未来方向)に動かしていくと、あるポイントで「明日」に切り替わります(画面上部)。
でも、タイムライン部はそのままスクロールが続きます。今日と明日がつながっていることを実感できます。自転車で街を走ると、すべての地面がつながっていることを実感するかのごとくです。
特定の日の見通し
すごいのはここからです!
たとえば、数日先に大事な予定があるとします。その日は外で活動するので、できれば雨は降って欲しくないなーと思っていますので、数日前の今日から気になっています。
明日ではなく数日先となると普通は「週間天気予報」に頼るしかありませんが、tenki.jp の「週間天気予報」は単なる「週間天気予報」ではありません。
「週間天気予報」の上をゆく、「週間天気予報+」(プラス)なのです。
ちなみに「週間天気予報+」は僕が勝手に呼んでいる、公式な呼称ではありません。
では、tenki.jp の「週間天気予報+」はいったい何が「+」なのか?
すでに答えを言ってしまいました。
ズバリ「+」にあるのです。
以下のように気になる日の右端にある「+」をタップすると、時間帯別の天気が展開するのです!
アウトライナーフリークにとっては左端ではなく右端に「+」があるのが気になるかもしれませんが…。
この日は午前中は雨の予報ですが、どうやら午後からは雨はやむので傘は要らなそうです。午後からタスク管理セラピーがあるので、うまい具合に雨を避けられるかもしれません。
このスクリーンショットは2月21日(木)に撮ったもので、2日前の朝の時点で当日の見通しが把握できるのは実に良いです。
「+」マークはずいぶん先までえんえんと配置されていますので、どんどん開いて中を見たくなりますね。
でも、当然ですが、先の日程になるほど精度は落ちるので、あくまでも参考程度で。
Yahoo!天気も捨てがたい
続いて、おそらく多くの方がお使いであろう Yahoo!天気ですが、tenki.jp にはない優れた点があります。これがなければ tenki.jp だけで済むのですが、これがあるがゆえに Yahoo!天気も捨てがたいことになっています。
tenki.jp にはない、Yahoo!天気が持つ優れた点とは?
それは「条件に応じた通知」です。
いくつかありますが、僕自身が重宝しているのは以下2つの「条件に応じた通知」。
- 雨または雪の予報のときのみ通知
- 気温差が一定以上あるときのみ通知
雨または雪の予報のときのみ通知
翌日の天気が雨または雪の場合のみ通知されます。言い換えれば、翌日が晴れの場合はYahoo!天気は何も通知してこないのです。
誰しも翌日の天気は気になるものですが、だからと言って毎日判で押したように(判の内容は日替わりだったとしても)天気を通知していると、通知に対する注意が低下します。
通知に気づくたびに画面を注視し、内容を見て「天気かよ!」と、注視してたことを若干悔いる、なんだか損をした気持ちにさせられることで、本当は注視が必要な雨や雪の通知を見落としかねない。
そんな通知の“オオカミ少年化”を「条件に応じた通知」は防いでくれるのです。
雨や雪のときのみ通知があることで、通知内容を目にする前から「あのYahoo!天気からの通知であれば、これは注視がマスト!」と心の準備が整います。
気温差が一定以上あるときのみ通知
雨が降らずとも急激に気温が上下する場合も、要注視案件です。何度で通知させるかは設定できますが、僕は5度にしています。今日よりも5度上下する場合は通知されます。
翌日に着ていく服を考えるうえで役に立ちます。「明日はコートは要らないかも」など、やはり心の準備が整います。
以下、設定画面です。
おてがる天気もあなどれない
これまでの2つに比べると、実に簡素で「物足りないっ!」と思われるかもしれません。
でも、それがいいのです。
これまでの2つは必要な情報はもちろん、あると便利な情報も可能な限り、限られた画面内にギュッと凝縮しています。
一方、この「おてがる天気」はその名のとおり、おてがるに天気が確認できればいいよね、というスタンス。
画面を見るとすぐに分かりますが、めちゃくちゃ分かりやすいです。僕が起き抜け朝一番に天気を確認するために開くアプリはこの「おてがる天気」なのです。
「孤独のグルメ」で主人公の井之頭五郎がシンプルな料理を口にしたときに漏らす「いいじゃないか! こういうのでいいんだよ、こういうので…」という心境を彷彿とさせます。
「おてがる天気、いいじゃないか!」と。
「孤独のグルメ」はついつい観てしまいますね。シーズン7までありますが、シーズンによってはプライム対象だったりなかったり。委細ご確認のうえご視聴ください。
編集後記
今日の記事を書くのにかかった時間:100分。https://t.co/3mbxnjxjYs
毎日使っているアプリであるがゆえになかなか取り上げる機を逸していました。 pic.twitter.com/KPghIQeQeP— しごたの/大橋 悦夫 (@shigotano) February 22, 2019