ふと、「シーソー理論」とでも呼ぶべきイメージがおりてきました。
特に脈絡はありませんが、これまで生きてきた中で得た何か(複数)が発端であったと考えられます。
以下、おりてきたイメージどおりに絵を描いたので、もうほとんどこれがすべてなのですが、
概要としては以下の通りです。
- 人は常にアンバランスなポイントにいる
- 会社に属している場合は会社がアンバランスなポイントにいる
- 時間の流れや外部環境の変化により支点は移動し続ける
- 同じ場所に居続けるといつか必ず振り落とされる
- 支点の動きは極めて緩慢なので気づくのが遅れがち
- ただし、ときに急激に動くこともある
- 人も会社も放っておくと支点に向かおうとする
- しかし、たいていは行きすぎてしまう
- 支点にたどり着いてもそれにはなかなか気づけない
- 「いま自分は支点にいられているのではないか?」という感覚はあるが、確かめる術はない
- 誰も正解(シーソーの全体像)は把握できない
- 人も会社も同じ場所に安定的に留まり続けることはできない
永久パターン
ゲームの世界に「永久パターン」という概念があります。一定の条件を満たすと、「ゲームオーバーになることなく半永久的にプレイを続けること」ができる、というものです(Wikipediaより)。
永久パターンの多くはゲームのプログラム上のバグにより発生します。
現実世界にもときどき「永久パターン」が発生することがあります。まさに現実世界にもバグがあるからです。ただ、見つかり次第このバグは速やかに潰され、同じ方法で「永久パターン」の恩恵にあずかることはできなくなります。
このあたりについては、最近読んだ『リアル人生ゲーム完全攻略本』という本に詳しく書かれていました。
「永久パターン」は、まさに支点がどこに移動しようと、これに連動してずっと支点の上に居続けられるハックということになります。
一見すると、神がかっていますが、これは現実世界のバグを利用しているもののため、どこかで破たんします。「必勝パターン」は常に変わる、ということです。
結局どうすればいいか?
そうなってくると、もはや「無理ゲー」感が漂ってきますが、この条件はどの“プレイヤー”も同じです。
そうなると、できることは一つだけです。
- 自分の立ち位置と足下の感覚を研ぎ澄ます
こと。
より具体的に言えば、
- 自分なりに「正しい」と思ったことを実行していく
こと。
「正しい」の代わりに「楽しい」でも「やるべき」でも、自分にとってしっくりくる言葉であれば何でもいいでしょう。
なお、やらないほうがいいことは、
- 誰かがやっていることを真似る
こと。
その誰かが自分と同じ条件下にいる“プレイヤー”である限りは。
参考文献:
編集後記
まさに「書く前に考えていなかったことが書けると、楽しい」https://t.co/D4ElGYqcGf
とりあえずこれで行く、と見切り発車で書き始めることで、書く前には見えなかった展開に乗れる。— しごたの/大橋 悦夫 (@shigotano) January 23, 2019