タスクシュートで「人生の設計図」を作る方法（タスクカフェ第78回・開催報告）

1月13日(土)に第78回となるタスク管理ワークショップ「タスクカフェ」を開催しました。2011年8月にスタートして以来、毎月欠かさず、78ヶ月間連続で開催し続けています。

今回のテーマは、タスクシュートで「人生の設計図」を作る方法、でした。

今回は特別講師として、TaskChuteで残業ゼロを実現している会社員・入澤靖幸（いりさわ・やすゆき）さんをお招きし、入澤さんが実践している、TaskChuteを使って「人生の設計図」を作る方法をお話しいただきました。

また、日々どのようにTaskChuteを活用しているのか、レビューはどのように行っているか、など特に会社員ならではの活用法についても時間の許す限りご披露いただきました。

会社員ならではのタスクシュート活用法ということで僕自身も期待していたのですが、実際の発表内容は予想を遙かに上回るもので、誇張ではなく本当に心底驚愕しました。

僕自身も、ここまではできていません！

入澤さんの発表を聞いて、タスクシュート活用の極北、最終進化系を目の当たりにしました。

体脂肪率を極限まで下げるとこうなる、みたいなイメージといえば伝わるでしょうか。そういう意味では誰もが目指すべきレベルではありませんが、ここまでできるものなのか、という“先端”を明示してもらえたと感じています。

僕自身、開発者ということもありますが、タスクシュート歴は今年で20年になります。一方、入澤さんのタスクシュート歴は3年。3年でここまで行けるのか、と唸らされました。

入澤さんの一連の話を聞いたうえで、「ネットサーフィンをしてしまうことはありませんか？」と尋ねてみたのですが、「うーん、しないですね」という即答。会場全体に「それはそうであろうな」という無言の納得感が広がりました。

当日受講いただいた方々からは以下のような感想が寄せられています。

時間とお金の資源と成功の姿を指標を使って構造化し、年間通して24時間記録を実現しつつ、定量/定性の振り返りと改善ができている姿に大いに刺激を受けワクワクしました。
入澤さんの愚直且つハイレベルなライフスタイルを構築する考え方は非常に感心した。TaskChute歴わずか3年でレベル的にはすごい。人生の目標を達成するために自分のやりたいこと（モード）に費やす時間を1日の半分にするのが目標であると考え方はシンプル。自分の使い方を再度考え役立てるきっかけになりました。
人生にまつわる記録や分析の超具体的な説明は、ただただ感動でした。そして、同じ仕事でも、「やりたい事」「やされている事(雑用)」など分類するだけでも、心の持ちようが変わるのだろうなと思いますので、取り入れたいと思います。