【サービス提供地域に住んでいるなら必見!スピードと安定性に惚れ込んだ選択】
まだまだ知名度では、さっぱりイーモバイルに勝てないWiMAX。
サービス提供地域もイーモバイルより断然弱いWiMAX。(サービス始まったばかりなので仕方ないけれども。)
海外のWiMAXサービスと国際ローミング実現!と言いながら、具体的な予定は未定なWiMAX。
それでも私は、あえて今契約しているイーモバイルから、WiMAXに乗り換えてしまいました。
イーモバイルからWiMAXに乗り換えた理由は、主に以下のふたつ。
1.モバイル端末で最速のスピード/回線の安定性
2.端末代金を込みにしても、WiMAXのプランのほうがローリスクだから
1.に関しては、ご存じの方も多いかと思いますが、 WiMAXは上り10Mbps、下り40Mbps(ともに理想値)という、モバイルのデータ通信機器としては最速のスピードを誇るサービスです。
毎日Evernoteにメモを詰め込み、Dropboxで複数のPCに対してデータの共有をかけていると、データ転送のスピードが遅いのって、結構なストレスになってしまうんです。なので、このスピードはひどく魅力的でした。
ちなみに、我が家(都区内)でWiMAXのスピードをテストすると、大体 上り3-4Mbps 下り4-6Mbps程度のスピードになります。場合によっては、下りより上りのほうがスピードが出ることもあって驚き。
また、恐らくまだ回線に余裕があるからなのだと思いますが、夜間でも、回線が途切れたり、遅くなったりせずとても安定しています。イーモバイルで夜つないでいると、スピード低下でイライラが募ってしまう分、夜でも朝と同じスピードが出るWiMAXは、とても満足です。
2.に関して、イーモバイルを使っている、あるいは他の携帯電話会社を利用している方も、料金プランが複雑すぎて理解できない・・・という悩みに陥ったことはありませんか?
その点、WiMAXは料金プランがとっても明朗会計。
一ヶ月つなぎ放題の定額プランの場合、4,480円(税込)/月。端末は別途購入、これだけです。
私は、Pocket WiFiと同じように、バッテリ駆動でWi-Fi接続できるAtermWM3300Rという端末を購入して、そのままヤマダ電機経由で入会しました。
今までの私のイーモバイル契約では、月額5980円、かつ2年縛りで、途中解約すると解除手数料(=払い切れていない端末の代金残高)が加算される、という、解約を躊躇してしまうような条件が含まれていたので、このわかりやすい料金プランはありがたい限りです。
【WiMAX + AtermWM3300R を一週間使ってみて分かったこと】
前置きとして、WiMAXの端末を購入する前に、Try WiMAXという、15日間無料で端末を貸し出してくれるサービスを体験させてもらいました。私が生活する区域では、ほとんど問題無く利用出来ることを確認済みです。
・AtermWM3300R = 製品としての基本的な機能はOK、使い勝手はあと一歩
まず、私が利用している端末について。フル充電の内部バッテリのみで2時間は余裕で保ちます。+外部バッテリ使用で、野外では3~4時間程度の利用が出来ています。山手線の中で利用しても特に問題無く連続で無線通信できました。
ただ、時折気になるのが、(もしかしたら個体差なのかもしれませんが)数時間に一度通信が途切れ、その度に再起動をかける必要があること、ケーブルがなぜかマイクロUSBであること、などです。細部の作り込みがあと一歩、という非常に惜しい印象。しかし、WiMAXのスピードをWi-Fi経由で活用する、という目的は達成できているので満足です。
・WiMAXのスピードに感動。
快適。その一言に尽きます。このスピードを、イーモバイルと同じくらいの金額で、どこにでも持ち出して使えると考えると、本当に良い時代になったものだなあ。
・地下にはめっぽう弱い。地下鉄では、無料のWi-Fiが使えます
現状、もちろん地下鉄ではWiMAXの電波が飛びません。地下鉄も言わずもがな。
その代わりに、UQが提供するWi-Fiの電波に無料で接続できます。
地下から地上に上がる際、WiMAXも地下鉄Wi-Fiも、どっちも電波がない『間』が少々あるものの、東京の交通機関では、おおむねどこでもWiMAXのサービス経由で接続することが出来そうです。(確認した地下鉄は、大江戸線・浅草線)
以上、まだまだ短い期間ではありますが、ネットワークのスピードに不満を感じているモバイラーのかたは、Pocket WiFiだけでなく、WiMAX+AtermWM3300Rも、十分検討に値すると思いますよ!
少しでもWiMAXに興味がわいた方は、まずはご自宅や勤め先できちんと通信できるかどうか確認する意味も込めて、お近くの電気店で、TRY WiMAXをお願いしてみてくださいね。
▼新井ユウコ:
iPhoneのある生活をライブ中継。メルマガ「1分で読めるビジネス書ベストセラー」主宰。