たぶんMediumを始めたばかりの人はもちろん、使い続けている人もきっとこの問題について考えたことがあると思うのだけど。
先に書いておくと、僕もまだ答えはないので、しばらくは試行錯誤が続く。
何を書くかはさておき、書き方を洗い出すと以下のようになる。
- 1.Mediumに書き下ろす
- 2.WordPressで書いた記事をアップ時にMediumにクロスポスト(WordPressのPluginを使う)
- 3.WordPressで書いた記事をアップ時にMediumにクロスポスト(Mediumでimportする)
- 4.WordPressで過去に書いた記事をMediumにクロスポスト(WordPressのPluginを使う)
- 5.WordPressで過去に書いた記事をMediumにクロスポスト(Mediumでimportする)
- 6.Mediumで書いた記事をWordPressに転載(事実上リライトすることになる)
1.Mediumに書き下ろす
1は一番シンプルだけど、まぁやらないだろうな。なぜかというと、以下の記事に書いたように自分が書いた記事は一箇所で検索可能な状態にしておきたいから。
» まとまらない考えでもとにかくEvernoteに入れておく
» 自分が書いた文章のリポジトリ化構想(妄想)
だから、もし1をやるとしたら、6とセットということになる(Mediumで書いた記事をWordPressに転載)。
似たことはFacebookにも言えて、Facebookに書いたものはどんどん流れ去っていって検索が困難になるので、iftttを使ってEvernoteに自動回収するようにしているけど、Mediumでは同じことはできないっぽい。まぁ、自分のMediumのフィードをifttt経由で飛ばせばいいのか。
ちなみにiftttで用意されているMediumのトリガーは以下の2つだけ。いずれも「対外的」な活動。
2.WordPressで書いた記事をアップ時にMediumにクロスポスト(WordPressのPluginを使う)
WordPressのPluginを使うのはラクでいい。投稿画面の右側にクロスポストのオプションが表示されるので、同時公開(Public)もできるし、いったん下書きに投稿(Draft)も選べる。毎回選ぶのが面倒ならデフォルトを設定画面で決めておける。
ちなみに、Pluginはこれ。
3.WordPressで書いた記事をアップ時にMediumにクロスポスト(Mediumでimportする)
一方、3は「Import a story」をクリックして、
パーマリンクを入力することでMediumに読み込まれる。
ただ、問題が1つあって、WordPressの記事内容の一部がMedium上で再現されないことがあること。特にリンクパーツはスルーされることが多い。
例えば、以下の赤枠の部分は再現されない(余談:web上ではこういうことがよくあるので、普段からテキストエディタの文字列加工マクロを駆使して、リンクパーツの上にテキストリンクを自動付加するようにしている)。
いずれにしても、Pluginを使う方法に比べて手順が増えて面倒くさいので、続かない方法だと思う。
4.WordPressで過去に書いた記事をMediumにクロスポスト(WordPressのPluginを使う)
2とほとんど同じだけど、違いは書いたばかりの記事か、過去に書いた記事かの違い。
WordPressに先のPluginを入れておくと、対象の過去記事を編集画面で開く → 何も更新せずに「更新」をクリックする、という操作だけで、Mediumにクロスポストされるので、感覚的には2と変わらない。
「これはMediumで“再放送”したい」というときに行なうことになる。Twitterで過去記事を手動でポストする感覚に近い。数が増えると手間だけど、importより再現性が高いのでこちら押し。
5.WordPressで過去に書いた記事をMediumにクロスポスト(Mediumでimportする)
3と同じなので割愛。
6.Mediumで書いた記事をWordPressに転載(事実上リライトすることになる)
実はこの記事はMediumで書きはじめたのだけど、Mediumのエディタがどうも慣れなくて辛くなってきたので、途中でテキストエディタに切り替えて、ふつうにWordPressにアップすることにした。
短い記事ならいいけど(この記事も本当は短くまとまるつもりだったのに!)、長文になるとMediumで書くのは厳しいな、というのが個人的な感想。
なので、書き上げたらWordPressにアップすると同時にPluginでMediumにもクロスポストします。つまり、「2.WordPressで書いた記事をアップ時にMediumにクロスポスト(WordPressのPluginを使う)」の書き方。
まとめ
やはり、ホームグラウンドに記事を集めておきたい、という拘りがある限りは、いろいろと難しい。