私は早起きを習慣にしていますが、趣味は飲食、特にお酒です。お酒に至っては、5月9日にビールをゴクゴク飲む「ゴクゴクの日」という記念日を作ったり、家に冷蔵庫が3台(家庭用、ワイン用、日本酒用)あったりと、ある意味オタクな領域に入っているのかも知れません。
早起きとお酒。一見相反するものに思われるかも知れませんね。もちろん毎日飲み会に行っていては早起きは続きませんが、ほどよい飲み会参加は、精神のバランスを取るいい機会になります。
早起きは、誰にも邪魔されず、一人でじっくり将来のことについて考える時間。飲み会は、人と関わり合い、楽しく語る場。両方楽しむことで、「一人時間」と「みんな時間」のバランスがうまくとれるようになるのです。
また、飲み会は絶好のリラックス/コミュニケーションの場。心の垣根も低くなって本音が出やすくなるため、普段の仕事では思い浮かばないような発想が生まれます。実際、飲み会の場所で仕事のアイディアや依頼をもらえたり、趣味の幅を広げるきっかけになったりします。だから私にとっては、「早起き」も「飲み会」もなくてはならないもの。早起きすると決めたからといって、飲み会の楽しみを制限しすぎてストレスがたまるぐらいだったら、割り切って思いっきり飲みに行ったほうが精神衛生上もいいわけです。
とはいえ、ただ無意識に飲み会に参加してしまうと、だらだらと遅くまで飲んでしまい、早起きが出来なくなってしまいます。
そこで私が工夫しているポイントを2つお知らせします。
- 二日酔い防止のため、お酒と一緒に水やお茶を飲むようにする
- できれば自分が主催者や幹事になってしまい、はじめと終わりの時間をコントロールする
最近は気の利いた日本酒のお店に行くと、お酒と一緒に同量の水を出してくれます。これは「和らぎ水」といって、交互に飲んで悪酔いを防ぐためのものです。この「和らぎ水」は、日本酒だけでなく、ワインやウィスキーなどでもよく効きますのでおすすめ。水を飲むことで胃がふくれて飲む量も減らすことができるし、酔いが翌日まで残りにくくなるので、二日酔いで寝坊するリスクを最小限にすることができます。
また、飲み会の主催者になってしまうのも手です。主催者というと面倒くさい、大変、というイメージがあると思います。でも、実は一番タイムマネジメントがしやすいポジション。時間設定が自由にできるので、「いつまでこの飲み会続くんだろう…」と、予測できない状態に巻き込まれるのを防げます。
また、主催者になると料理の注文も自分で決めることができます。どうしても2~3時間以内で帰りたい!というときは、コース料理を頼んでしまうのも手です。
アラカルトだと注文が際限なくできるので、ついついダラダラしがち。1次会終了後も「何か物足りないから、2次会に行くか!」といって、食べもしない料理を囲みながら、なんとなく貴重な時間を過ごしてしまいます。
その点コース料理だったら料理が出そろい、食べ終わると、自動的に終了モード。お開きを伝えやすくなりますよ。
飲むときは飲む、でもメリハリをつけて飲む。この2つの工夫を頭の片隅にいれておけば、「メリハリ飲み」が、今までより楽にできるようになります。
とはいえ早起きは目的ではなく、あくまで手段。本当に楽しくて、自分のために必要だと思った2次会、3次会に行くな!と言っているものでは決してありません。たまには羽目を外して参加して、明日は寝坊しちゃってもいいや、という、緩い選択肢も残しつつ、楽しい早起き生活を送って下さいね!
朝、早起きしようと決意しました^^
朝四時成功術は地球にやさしい!
この本に助けられました
すごく身近な成功体験本!
9月27日(日)、朝7時より、拙著『「朝4時起き」で、すべてがうまく回り出す!』の出版記念イベントを開催いたします!
場所は青山。軽食を食べながら私の話を聞いた後は、メディア出演多数の「ウォーキング界の貴公子」君塚正道さんを招いて朝からキレイになるウォーキング講座を開催。天気が良ければ神宮外苑を皆さんで歩きます。(雨の場合は室内でウォーキング。十分な広さがあります)
初秋のさわやかな風の中、早起きしてトクした気分になりたい方の参加をお待ちしております。ただいまサイト構築中。でき次第案内いたします!
▼池田千恵:
前向き早起きエバンジェリスト。朝を有効活用してビジネスの基礎体力をつける「Before 9(ビフォア・ナイン) プロジェクト」主宰。