あっという間に、2011年もあと1ヶ月ちょっと。年初に書いた目標、どのくらい達成しましたか?
毎回毎回同じことを書いているのに、なかなか達成しないなー…とちょっとがっかりしている方、少しずつだけれど前に進んでいる実感がある方、様々だと思います。
年初の目標をみて、「ああ、今年もできなかった」と落ち込むとき、ありますよね。(私も、もちろんあります)
過ぎ去ってしまったことは後悔しても仕方がない。せめて、あと1ヶ月で達成できそうな小さい目標だけでもクリアして、少しでも気持ちよく年末を迎えたいもの。
そんな時に使える、ラストスパート1ヶ月の目標を立て、クリアする時のコツについてお知らせします。
「1ヶ月の目標、毎回立てるんだけど、なんだか同じことを毎月書いちゃってるなぁー」そういう場合はたいてい、目標の書き方がまずいことが多いです。
何がまずいかというと、「目標がアイマイで大きすぎる」。
例えば、
- 家をキレイな状態にキープする
- 早起きを頑張る
どちらもアイマイ。
「家がキレイ」というのはあなたにとってどんな状態?ということから考えを深め、分解してみましょう。
- リビングのテーブルにモノが何も置いていないのがキレイ?
- 引き出しの中がぐちゃぐちゃじゃないことがキレイ?
- 掃除を週に1度で十分なくらいにするのがキレイ?
- 毎日床の髪の毛やホコリを掃除していればキレイ?
早起きを「頑張る」もそうです。
- 1週間のうちに5日、目標起床時間に起きられたら頑張ってるの?
- 目覚まし時計なしに、決まった時間に何日連続で起きられたら頑張ってるの?
- 週3回、朝活関連の集まりに参加できたら頑張ってるの?
これを最初に自分で定義づけし、どんな状態になっていれば自分が満足がいくかのチェックリストを作りましょう。そうすれば、チェックをつぶして行くたびに、目標に進んでいる実感を持てるようになります。
ポイントは、「最初にゴールの状態を、自分で決める」こと。
逆にこれをしないと、いつまでたっても、「これはキレイって言えるのだろうか」「私は頑張っているようで頑張っていないんじゃないか」と、悩みながら、前に進む実感もないまま過ごすことになってしまいます。
以前、ToDoリストの作り方のコツとして「すぐとりわけるの法則」を紹介しました。この法則は1ヶ月単位の目標達成にも威力を発揮します。
ちなみに「すぐとりわけるの法則」とは
- 数字で
- 具体的に
- 取るに足らないことでも
- リセットして
ToDoリストを書くというものです。この法則を使うと、目標を細分化しやすくなるのでおすすめです。
詳細はこちらへ→ ToDoリスト作成をストレスにしないための「すぐとりわける」の法則
これができると、一歩一歩自分がちゃんと階段を登っているということが分かり、さらにやる気になりますよ。
あと1ヶ月、ラストスパートでスッキリと年末を迎えましょう!
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▼池田千恵:
前向き早起きエバンジェリスト。朝を有効活用してビジネスの基礎体力をつける「Before 9(ビフォア・ナイン) プロジェクト」主宰。