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なかなか取りかかれない大きな仕事をスムーズに進めるための「タスク分割」のコツ



大橋悦夫なかなか取りかかれない大きな仕事は複数の小さなタスクに分割しましょう、とは、よく言われることです。

問題は、どの程度のサイズにまで分割すればいいか。

結論からいうと、

「考えなくてもできるかどうか」

が判断基準になると考えています。

分割して、1つ1つの行動に落とし込んだタスクリストをそのまま誰か別の人に渡しても、あなたと同じように実行できるかどうか。

ここまでリストができあがっていれば、疲れていたり調子の悪い時でも、リストを見ながら機械的に手を動かして、いつも通りの仕事を行うことができます。

「考えれば分かる」ことこそ、リスト化して頭の外に追い出してしまう。

「感覚的に分かっている」ということは、その都度、脳からその感覚や情報を呼び出している、ということになります。

言ってみれば、毎回ハードディスクにアクセスして必要なデータを取り出しているようなものです。

そのぶんだけ、余計な時間と手間がかかっていることになります。

リストに書き出しておくことで、脳に余計な仕事をさせずに済みますので、その分だけラクに取りかかれることになるわけです。