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タスクのタイプをそろえて並べておくと、取りかかりやすさが飛躍的にアップする

大橋悦夫以前、Gmailの「スーパースター」の活用法について以下のような記事を書きました。

» Gmailのスーパースターを使って対応が必要なメールをモード別に分けて整理する 

特に注目いただきたいのは、記事後半の「分類したメールを呼び出す」以降です。

  1.  要返信(返信したらアーカイブ)
  2.  要処理(完了したらアーカイブ)
  3.  読む(読了したらアーカイブ)
  4.  保留中(何か動きがあるまで放置)

自分のもとにやってきた「要求」を内容に応じて分類しておく

届いたメールを、その内容に応じて4つに分類するのですが、この4つはそれぞれに異なるアクションを要求します。

  • :返信すべし
  • :対応すべし
  • :読むべし
  • :様子を見るべし

質の異なる複数の要求が同時につきつけられると、人は混乱します。

1つずつ順番に対応すれば問題なく手がけられる仕事も、同時に対応を迫られると、手が止まってしまうのです。

そこで、自分のもとにやってきた「要求」を内容に応じて分類しておくことで、「今はこれをするタイミングだ」という後押しが得られるために、迷うことなく取りかかることができます。

また、それぞれのタイミングで最大限の力を発揮することができます。各個撃破です。

これは、ロールプレイングゲームでモンスター(=要求)に合わせて、最適な武器に持ち替えて戦うのにも似ています。

モンスターを種類ごとにグループ分けして、それぞれ整列させるイメージです。先の記事ではまさにこの整列を実現するための方法をご紹介しています。

▼要返信


▼要処理


▼読む


▼保留中


▼複数のモードが混ざっていると対応が面倒になります

あるいは、パズルゲーム「ぷよぷよ」のように、同じ色のぷよを集めると一気に消せるというイメージも近いです。

puzzle

別の見方をすれば、「今できないこと」は一時的に見えなくしてしまうということでもあります。

たとえば、メールの返信に徹したいときは、返信が必要なメールだけを表示させて、残りは見えなくしてしまう(隠してしまう)ことで、メールの返信という“バトル”に迷うことなく集中できるわけです。