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長時間仕事に集中するために必要な習慣とは?

By: Moyan Brenn – CC BY 2.0


佐々木正悟 そもそも、集中状態を持続するためには、集中を乱すものをシャットアウトしておく必要があります。

仕事術で「極端な早起き」がしばしば話題になるのはこれがあるからです。極端に早起きすればするほど、自分の集中を乱すノイズから、自分を隔離できます。早起きすれば、隔離する時間を長くとることができます。

また、「残業ゼロ」がこんなに人気を博しながら、残業がいっこうに減らない原因も、ここにあります。仕事が多すぎることももちろんですが、残業中のほうが「邪魔が入りにくい」からです。

私たちは、たとえ仕事であっても、自分がやることに集中したい。集中するためには、邪魔を締め出すことが必要なのです。

内部からの邪魔は徹底的に締め出す

とは言え、外部からの邪魔は、コントロールしきれません。上司に「話しかけるな!」とは言えないし、どんなに評判が悪くても「長い会議」は存在します。

できることは「早朝」や「深夜」のように、自分を隔離できる時空間を確保することと、内部からの邪魔を一掃し続けることです。

特に後者は、効果が確実なわりに、実践されていません。一人きりで、誰にも邪魔されてないのに、それでも仕事がはかどらないのは、もっぱら「自分の感情」という邪魔が入るからです。

これを、沈静化することです。そのための方法もすでにあります。心の記録を徹底的に残すことです。

たとえば次のような記事に紹介されている方法です。

一枚の白紙を横におき、雑念が浮かんでくるたびに淡々と書きだしていくこと。

ここぞ!というときにぐっと集中力を高めるためのすっごく簡単な方法 | IDEA*IDEA

この方法は、簡単です。ただ、継続してやらないと、効果が上がっていきません。生きていればいろんなことが起こります。当然、いろんな感情にゆさぶられます。

しかし、感情が記録され、対処されるというリズムに乗れば、過度の感情的な悪影響に、翻弄されないクセがつきます。

よく「人をゆるすと、自分も楽になれる」などといいますが、ゆるすとは、相手の行動や心情に、たとえ共感はできなくても、納得するということでしょう。自分の行動や心情についても、同じことが言えます。

納得しがたければ、それについて考え続けざるを得なくなります。仕事以外の問題について深刻に向き合っていれば、仕事に集中できないのは当然です。

ゆるせないこととは、タスクなのです。タスクは後で対処するために、書き留めておく必要があります。でなければ記憶に残ってしまいます。

いちいち感情的になったことをタスクにしていては、タスクだらけになってしまうという苦情もあるでしょう。が、感情が沸騰している際のタスクは、落ち着けば対処不要になることも多いし、本当に対処が必要ならば、当人にとっての優先度は高いはずです。

そういう「ゆるせないタスク」を書き出していったん忘れ、時間のあるときに徐々にこなしていけば、落ち着いて仕事に取り組めるように、自然となるはずです。