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発色の良いピンクがうれしいコンパクトな色鉛筆セット ペンコ「グラフィティメイト」

Penco graffiti mate 1

海老名久美
色鉛筆で描いた時の柔らかい線が好きで、手帳を彩るのに使ったり、マインドマップを描くのに使ったりすることがあります。

ただ、外出先でたくさんの色を使うために、色鉛筆のセットを持ち歩くのは大変です。

そこで、1本のホルダーに8色の芯をセットできる、ぺんてるのマルチ8セットを使っていたのですが、これは、蛍光色や、コピーしたときに写らない色といった、ビジネスなどの用途に適した芯がセットされていて、色鉛筆というよりは多機能ペンであり、複数の色で手帳を彩るのには不向きです。

また、私の大好きなピンク色がないことも不満でした。

そんな折り、偶然見つけたのが、penco(ペンコ)のGraffiti Mate(グラフィティメイト)です。
1本のホルダーと12色の芯、そして、シャープナーがセットになった色鉛筆です。


すべての色で描いてみたところ、どの色も発色が良くて満足しました。

特に、ピンク色できれいに書けることには、少々感動したほどです(白色は、写真の中にはありませんが、濃紺の紙の上に書いてみました)。

Penco graffiti mate 2


芯を交換する手間よりもコンパクトさを優先

グラフィティメイトのセットには、12色の芯のセットとホルダーが1本入っていますが、ホルダー内にもあらかじめ芯が1本セットされていましたので、合計13本の芯が1つのセットに入っていることになります。

私の場合、ホルダーの色にピンクを選んだからか、ホルダー内にはピンクの芯がセットされていました。

ホルダーは1本ですから、多色を使って書く際には、いちいち芯を入れ替える手間がかかりますが、最小限のスペースで12色もの芯を持ち歩けるのは魅力です。

Penco graffiti mate 3

ホルダーのお尻の部分を押している間、ホルダーの先端が開くので、開いた状態で、芯を交換します。
先端を数ミリ出してホルダーを閉じ、芯を固定します。
うっかりすると、芯がシャッと勢いよく出てしまうので、注意が必要です。

Penco graffiti mate 5

シャープナーが使いやすい

シャープナーがとても小さいのですが、持ちやすいようにできていて、芯を削るのに少しも不便だと思いませんでした。

Penco graffiti mate 4

芯の片方を削っておき、文字を書くときにはとがった方を使い、太い線を引きたいときには削っていない方を使うという使い分けも楽しいです。

ホルダーは全部で6色あるので、好みの色が見つかるのではないでしょうか。
やはり、お勧めはピンクですが(笑)


▼編集後記:
海老名久美



2013年も半分を過ぎましたが、手帳を買い換えました。前の手帳を3ヶ月ほど使っているうちに、自分の書きたいことがはっきりしてきて、その目的に合った手帳を見つけてしまったからです。


▼海老名久美:
フィーリング重視のガジェッターでライターで翻訳者。「SPEAQ」の中の人。