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サマータイムで盛り上がる?「朝時間」×「夜時間」それぞれの特徴と使い方

池田千恵
夏の暑さが本格化する前に、電力不足対策として、サマータイムを企業が独自に導入する動きがあります。NHKニュースによると、伊藤園、森永乳業、ユニ・チャームが導入、今後の予定としては東京証券取引所やソニー、東京都も検討しているそうです。

また、東急東横線と田園都市線では、7月より夏季限定で始発を4時台に繰り上げ、朝5時~6時台の列車を増発するとのこと。(出所:カナロコ)

出社が早くなれば、終業時間も早くなる、ということで、ハッピーアワーに力を入れる居酒屋やバーもあるそうです。夕方からの英会話教室も盛況と、先日テレビで見ました。

今後は早起きして時間を有効活用する動きと、始業後の時間を楽しく過ごす動きの両方が広まっていくような気がしています。

「ヨジラー」は朝だけの呼び名のつもりでしたが、夕方4時からスキルアップに励んだり、楽しく飲んだりする人たちも「ヨジラー」ですね!私は普段朝4時起きを日課としていますが、ビールをゴクゴク飲む「ゴクゴクの日」を制定したり、セミナーにも顔を出したりしているので、朝も夜も盛り上がるのは嬉しいことです。

そこで今回は、私の経験から、どんな活動が朝/夜向きかを、事例を挙げて紹介したいと思います。

基本的に朝=内向き(計画や熟成)、夜=外向き(実践や発散)だと考えています。

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朝は、眠っている間に前日までの未整理の記憶が整理され、クリアな状態です。だから、じっくり机に向かって考えたり、一人で黙々と勉強したりという作業に向いています。

一方夜は、一日働いて疲れやストレスがたまっていることが多いので、じっくり考えたりするのにはあまり向いていないような気がしています。あまり深く考え込むようなことではなく、みんなとリラックスした状態で会話したり、仕事で生まれたストレスをうまく発散させたりする作業に向いています。

夜セミナーに出る、勉強する、という方もいらっしゃると思いますが、(あくまでも私の経験ですが)セミナー後の復習はその日の夜よりも、次の朝のほうが頭に入るような気がしています。

ですから私の場合、セミナーを受けても夜に一人でしっかりと復習したりはせず、勉強した後は懇親会に出たり、仲間と飲みに行ってしまいます。飲みに行く中でセミナーの感想などを気軽に話し合いつつコミュニケーションを取ることを目的とし、復習は次の日以降の朝、クリアな頭で行うようにしています。

では、具体的にはどんなことがお勧めかというと、以下のようなものです。

朝時間ではこれがおすすめ

  • プレゼンの練習(参考過去記事はこちら
  • 勉強の中でも問題集作りなど、頭を使うこと(参考過去記事はこちら
  • 前日の反省を淡々とノートに書き出して冷静な頭で考えること(参考過去記事はこちら
  • 早朝散歩(会社の一駅前で降りて、周囲を観察しながら新たな気分で出社)(参考過去記事はこちら
  • 仕事のシミュレーション(どのタイミングで上司に自分の作業をチェックしてもらうか段取りを組む)
  • 早朝グルメ(ホテルモーニングをゆったり食べながら高級な雰囲気に浸る)
  • 早朝参拝(神社仏閣へのお参り)(参考過去記事はこちら
  • モヤ様整理(参考過去記事はこちら

夜時間ではこれがおすすめ

  • 料理教室、パン教室など、先生&生徒同士の交流&食事が楽しめる教室
  • ダンス教室・ゴスペル教室など、体を動かしたり声を出したりしてストレス発散ができる教室
  • 映画鑑賞、ミュージカル、ライブなど、終わった後感想を交換し合うことができるイベント


ちなみに私はワインエキスパートというソムリエに準じる資格や、きき酒師という日本酒の資格を持っているのですが、朝は頭に入れる勉強を、夜は「実地訓練」と称して(言い訳して?)飲みながら実践勉強をしていました。

朝時間、夜時間。どちらも有効に活用できるように参考にしていただければ幸いです!



▼編集後記:
池田千恵


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▼池田千恵:
前向き早起きエバンジェリスト。朝を有効活用してビジネスの基礎体力をつける「Before 9(ビフォア・ナイン) プロジェクト」主宰。