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たくさんのモノに囲まれる不幸せ

五藤隆介
最近、二回ほど「ちょっとした引っ越し」を経験しました。(自分とか家族とか)

その時に改めて思ったのです。

自分、他人限らず、なんでこんなにモノが多いのか、と。

豊かで、モノが「あふれる」国Japan。果たしてこれは幸せなのか、と。


あふれるモノがメンドくさい

十分あるのではなくて、必要以上にあるんじゃないだろうか?捨てづらくて取っておいたんだけど、ホントにこれは必要なんだろうか?

わりと田舎に住んでいるワタクシですが、都会であればあるほど「モノが多い」悩みは深刻だと思います。モノが多ければ多いほど、持ってるだけで余分に「場所代」がかかっているわけです。

また、物理的な場所の問題に加え、モノが多ければ多いほど、管理の煩雑さが増していきます。この精神的なメンドくささもイヤです。

持っていると思っても、見つけられなかったら持っていないのとほぼ同じ。だったら、出来るだけ持っているモノを減らしたいです。

いらんモノがいっぱいあるのはメンドくさいから。


とりあえず買わない

モノを減らすのは難しいです。中々捨てられません。

だったら思考を転換して、なにも買わなきゃ良いのです。買わない、貰わないを続けていれば、なにもモノは増えません。そのうちモノは壊れたり無くなったりして減っていくでしょう。

現実的にそこまでは無理だとは思います。

しかし、出来るだけ買わないように気をつけています。特に、安いモノほど気楽に買いやすく、同時に安いものほど邪魔になりやすい気がします。

出来るだけの加減は人それぞれですが、出来るだけ買わないように気をつけています。

そうやってモノが増えなくなったら、あとは、あるモノをいかに減らしていくか。


どこまでデジタルにして、捨てられるか

最近は、モノをどこまでデジタルに出来るか色々考えて、出来る限りデジタル化させてやろうと努力しています。

その際に、一番手軽で便利なのが、写真にすること。

入場券なんかのチケットだったり、名刺。紙一枚のモノなんかは写真に撮っておけば「擬似的に」保存できます。これ簡単で便利です。

さらに、もっと言えば、(捨てられなくて困っている)思い出のものなども、写真に撮れば捨てていいと思います。

もちろん物質そのものは無くなるので、モノとしての価値は無くなってしまいます。さらにいえば、所詮写真。実物よりも保存できる「情報量」は圧倒的に減ります。(質感、におい、手触りetc..)

しかし、タンスの奥で何年も忘れられたままでいるよりも、写真として保存して、より多く見返す機会がある方が「思い出」としての価値は高くなるのではないか?私はそう考えています。

今の時代なら、パソコン一台あれば「写真」なら何枚でも保存しておけます。あとは「大事なもの」というアルバムでも作って、それを小まめに見返すようにしてやればいい。

その方が「思い出を大切にする」という意味では有意義なのではないか、と考えています。


絶対バックアップ忘れないように

デジタルは弱いです。データが消えたら終了です。しかも、デジタルデータはいつ消えるか全くわかりません。

外付けのハードディスクにバックアップを取るだけでは、まだまだ安心できません。事故や盗難でこれらが一気になくなってしまう可能性もあります。

できればもう一つ、物理的にも別の場所にバックアップを取っておきたいです。

PC+外付けHDD+クラウド

まず、自分のパソコン。これに加えて、バックアップ用のハードディスク。この辺りが普通。

そしてもう一つ、写真などはPicasaや、Flickr!、日本のサービスであればフォト蔵など、こういったサービスに「すべての」写真を預けておきたいところです。

どれがいいかとかはお好みで、テキトーに選んでください。わりと安い料金でわりとたくさん保存できるPicasa。ユーザー数の多さから連携サービスが充実&お金払えば無限に保存できるFlickr。無料でも結構たくさん写真を保存できるフォト蔵、といったところでしょうか。

どれを選ぶにしても、「安心」を買えると思えば、十分安価なものだと思います。


まとめ

極論ですが、買えるモノはもう一回買えばそれで済みます。

イザとなったらまた買える。そのくらいの気持ちで、買えるモノは悩んだら捨てちゃっていいのかもしれません。

一番無くなったら困るのは「思い出」

これは、無くなったら替えが効きません。それさえ大事に保管できていれば、あとはどうとでもなるのではないかと思います。

▼今週の一冊

全体的に女性向きな感じで、さらに言えば私が大好きな「デジタル」な話はほとんどありません。正直なところ、男目線で全く興味がない内容もたくさんありました。

しかし、モノを減らすことがいかに快適で、楽しいものになるか。モノが少ない暮らしをするためにはどういうことを意識したらよいのか。そういった「思想」的な部分では非常に参考になります。

特に、持たないとはモノをまったく買わないのでなく、気に入ったモノにはとことんこだわって、大事に使うという考え。

読んでいて気がつかされる事はわりとたくさんありました。

こういった本をあまり見かけないような気がするので、シンプルな暮らしに憧れるならば、一度手に取ってみて良いかもしれません。


▼編集後記:
五藤隆介
今回は「メンドくさい」が少ない!

そいえば、最近はApple製品くらいしか買った記憶がないなぁ。

そして、Apple製品は買いすぎてる。。。


▼五藤隆介:
デジタル&シンプルライフLove。デジタルを最大限活用して「めんどくさくない」シンプルな生活を目指す。goryugo.comの中の人。