海老名 久美 
手帳で一定期間の予定を示すために、マスキングテープをよく使っていますが、細いと言われるマスキングテープでも 6mm の太さがあり、テープの横に文字を書くスペースがなくなってしまうという状態でした。上に文字が書けるマークスのマスキングテープなら、10mm あってもテープを貼った上に文字を書けるので重宝していますが、ペンの色によっては文字が読みにくい時があります。
できればもう少し細いマスキングテープが欲しいなあ、と思っていたら、ありました。mtに、3mm 幅のマスキングテープが。しかも、蛍光ペンの色のようなピンクと緑のシンプルなテープから、マスキングテープらしさ全開のほのぼのした柄まで、多種出ていたのですね。
２種類の柄が入って１パックという形態で、執筆時点ではA〜Eまで５パックが発売されています。その内、A〜Dの４パックを買ってみました。選択基準は、なんとなく、手帳のラインとして使いやすそうな柄だったからです。
意外なほど「ライン」としてしっくりくる
届いた 3mm のマスキングテープたちの第一印象は、「細い！」。細いものを期待していたので、期待どおりなのですが、細くて頼りない感じに見えたのです。これ、よれずに貼れるのかな、と。おかしなものですね。ところが、それは無用の心配でした。yPadのプロジェクト欄に貼ってみたところ、ピシっと貼れた上、細いので手でもちぎりやすく、様子もすごくいい感じなのです。
カラーペンで直接書いたみたいに見えませんか？適度にほわっとした印象の色使いがまた、yPadの台紙とマッチしていて、これを見るだけで、仕事の予定だというのに楽しくなってきました。
写真でお分かりのとおり、yPadの横幅 10mm のプロジェクト欄に貼っても、横に文字を書く余裕があります。今までは、プロジェクト欄を２列使う方法で、テープの横に文字を書くこともありましたが、3mm のマスキングテープなら、１列で済みます。
ペンで書くとにじみが心配ですし、書き直しも大変ですが、マスキングテープなら簡単に貼ったりはがしたりすることができます。3mm という細さのため、6mm や 10mm のマスキングテープに比べてはがしやすく、yPadの紙まではがれることは、ほとんどなさそうです。
▼海老名久美：
フィーリング重視のガジェッターでライターで翻訳者。「SPEAQ」の中の人。
