昨日の佐々木さんのエントリー「資産としての時間と負債としての時間」の中で、次の一節に目が留まりました。
本を読んで、深く考えもせず気になったところに付箋を貼り、「あとで読もう」と考える。これは将来の時間を削りにかかっているという意味で、まるで時間のローンを組んでいるようなものと言えます。
僕自身も本を読む際には、ページの角を折り返したり(ドックイアー)、赤ペンでメモを書き込んだりといった、「あとで読み返して何らかのアクションを起こすためのトリガー」を仕掛けるようにしています。これは本に限らず、雑誌でも同様です。
ブログで紹介するという“出力先”があるために、まるまる死蔵させてしまうことはないのですが、それでもドックイヤーすべてが出力されるということはありません。
「まぁ、一部でも日の目を見ることができたから御の字かな」
というところで自分を納得させていました。
それでも、日の目を見なかった“トリガー”たちがまったく気にならないわけではありません。いえ、正直なところ、これらも何とか活用したい、と思っていました。
そんな折、この問題に真正面からスポットライトを当て、ズバリその答えに迫っている本に出会いました。