電車やバスでの移動中は本を読みます。でも、乗り換えで歩いている最中は本が読めません。よほど面白い本なら歩きながらでも読んだりしますが、危険です。
乗り換えで歩いている時間というのは時間にすれば数分でしょう。でも、自宅から目的地までという移動全体で考えると、歩いている時間、少なくとも本が読めない時間というのは意外と長いのではないか、と思っています。
というより、実際のところ長いです。例えばドアツードアで片道45分の移動をする時、電車に乗っている時間、すなわち本に没頭できる時間というのは半分以下の20分足らず。
残る25分はコマギレに分断された徒歩の時間や階段を上り下りしている時間、あるいは売店でガムを買ったり、といったことに消えてしまっているのです。
日々消えていくこの時間を毎日積み重ねていくと、
25分×往復×週5回=250分(4時間10分)
ということになります。
この時間を有効に活用する手段がオーディオブックです。