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何回かやってみて少しわかってきたプレゼンのコツ



五藤隆介1月7日の土曜日、AppleStore札幌にて、iPhoneではじめるライフログ、てテーマで1時間ほどお話しをさせていただきました。

齢30までまともにプレゼンというものを経験しておらず、このイベントが4回目だったか5回目だったかそんな程度なのですが、個人的な評価としては今までで一番うまいこと出来たのではないかと思います。

回数をこなす重要性

すんごい当たり前なことでありますが、一番上手いこと出来た最大の理由は、何度か似たような出来事を経験出来たことだと思っております。

はじめての「プレゼン」のときなんて、そもそもどうやって資料作ったらいいのかわからずに、友だちに話を聞いてもらいながら練習して直してってのを繰り返す。

わりとけっこうすんごい時間をかけたつもりでしたが、当日は緊張のあまり、話してる最中に何度も息切れまでするという出来栄え。

わずか数回の経験でも、以前の自分と比べれば遙かに進歩したという実感があります。

すーぱー初心者向けのコツ

そんなわけで、プレゼンすーぱー初心者の方に向けて、ワタクシがわずかな経験から得られたプレゼンのコツみたいなやつをシェアさせて頂こうと思います。

今回意識して考えていたのは以下の4つ。

  • 資料がメインにならないように
  • ゆっくりすぎると思うくらいのペースで話す
  • 「間」を意識して調整する
  • 「えー」とか「あの」とか言わないようにする

「資料」はあくまで「補助」

とりあえず資料を作る段階で意識してたのは「無駄」に枚数が多くならないようにすること。

はじめての時はなんだか資料に頼りすぎて「全部」を詰め込もうとしたために、やたらと無駄に枚数が多くなってしまいました。

でも「プレゼン」て、基本的には「しゃべり」がメインなはずなわけで、資料はそれを補助するためのもののはず。

「見せる」ことが重要な部分は別ですが、「しゃべる」ことに関しては要点を押さえたものだけ作っておいて、あとは喋ることを意識して、スライド操作とかに気を取られないようにする。

資料に「全部」詰め込んだら、それはもはや「資料」じゃなくなってしまうのではないかと。

ゆっくり話す

どんな人でもプレゼンするとなれば緊張します。緊張の大小は人によって差はありますが、まったく緊張しない人がいるとすれば、それは多分ふつーな人ではないです。

んで、緊張が悪い方向に作用すると焦ります。

そして、焦るとしゃべるのが速くなる。

「読む」のと違って、しゃべるのは速いと聞き取りづらい。

そうならないためにも、意識して喋るのはゆっくりするようにする。

「間」を気にしないどころか意図的に作るくらいの気持ちで

これまた緊張して焦ってるとそうなりがちな事ですが、ちょっとでも空白の時間てのができると、すんげーなんか恐ろしい感じがしてしまいます。

しかし、実際にその場面を客観的に聞いてみると、自分的にはすんごい長い「間」に感じていたのが、1~2秒しか空いてなくて、全然気にするようなことではなく、それどころか5秒や10秒の「間」なんかは意図的に空白を作ってしまった方がうまく行くくらいです。

「えー」とか言わない

「間」が気になるとついつい無意識にやっちゃうのが、間を埋めるために「えー」とか「えっと」とかそんな言葉を発してしまうこと。

これ、未だに私自身しょっちゅう出てきてしまうのですが、聴いてる方はわりと邪魔。てか、ショボく見える。

「えー」とか言ってるくらいなら「空白」の方がいいんだけど、緊張するとそういう事を考える余裕が無くなる。

自分の喋りを残しておく

上記4点が最近私が「プレゼン」するときに意識するようにしてることです。

この辺、自分の喋りを録音しておいて、それを聞きかえしたから(緊張してそれすらよく忘れるけど)こうやって「反省」して自分の問題点を発見して、次以降に意識するように出来たのではないかと思います。

主観的にしゃべった話を客観的に聞きかえしてみると、すんごい色々発見があって、すんごい多くのことが学べます。

今回書いたのは「私が」失敗しがちなことなわけで、当然万人に全て当てはまることではないわけで。

実は最大の秘訣ってのは「ちゃんと記録しておいて」「それを次に生かす」っていうちょー基本的な事ではないかと思います。

「プレゼンは経験」ってのも、その辺りに通じることがあるのかなぁと。

▼編集後記:
五藤隆介



そんなわけで、せっかく札幌に来たので名古屋に住んでるワタクシは北海道を満喫しております。


▼五藤隆介:
デジタル&シンプルライフLove。デジタルを最大限活用して「めんどくさくない」シンプルな生活を目指す。goryugo.comの中の人。