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今年こそは手帳を使いこなす!と決意する前に準備すべきこと

池田千恵今年もあと1週間となってしまいました。1月からの手帳をもう買いそろえた方、まだ迷っている方、今まで使っていた手帳から新しいものに変えた方、もうお気に入りのものを何年も使っている方、さまざまだと思います。

私もただいま、朝活手帳の活用法をお伝えする朝活手帳ワークショップを随時開催しており、手帳に関する様々な悩みを聞くことが多いです。

2012年こそ、手帳を使いこなして、きっちり時間管理をして、いろいろやりたいことをやって、充実した毎日を過ごしたい!という気持ちは皆さん共通ですよね。

でも、ここで一歩立ち止まって考えて欲しいことがひとつあります。

それは、「あなたにとって、手帳を ”使いこなす” ってどういう状態のことを言いますか?」ということです。

そもそも「使いこなす」って言葉、よく分からないですよね。つい使ってしまいますが、よく考えてみるとアイマイだと思いませんか?

例えば私のプロデュースしている『朝活手帳』のコンセプトは、早起きしたいけどなかなかできない人が、起きられるようになるための手帳です。

記入欄が朝4時~朝9時しかないので、朝の時間だけを記入する、サブ手帳として使ってくださる方が多いです。

とすると、人によっては朝活手帳を「使いこなす」ということは、何も、毎日全部の日程をきっちり記入し続けることではないかもしれませんよね。起きられれば良いわけですから。

朝活手帳の例が特殊な訳ではありません。手帳は一般的に、自分のスケジュールや行動を管理するためのもの。とすると、ぎっしり記入していたとしても、書いたことに満足してしまって記入した通りに事が運んでいなければ、使いこなしたということにはならないですよね。

手帳で夢を叶える、という言葉も良く耳にしますが、当然のことながら、書いた「だけ」では夢は実現しません。書いたものをどう実行していくかを決め、計画を立てていかない限り、テンションが上がるだけで終わってしまい前に進むことはないのです。

一人ひとり2012年の目標が違うように、手帳を「使いこなす」の定義も違います。2012年、本当に手帳を「使いこなす」ために、この1週間で自分なりの「使いこなす」を定義づけしてみませんか?

ちょうど1ヶ月前、「2011年を達成感で締めくくるための、ラストスパート目標設定術」でもお伝えしましたが、目標がアイマイで大きすぎると、せっかく立てても達成できずに挫折してしまう可能性が高くなります。

手帳はあくまでもツール。手帳を使って、自分がどんな状態になっていればOKかを最初に決めてしまいましょう。「○○って、そもそもどういうこと?」と自分に質問してみるのをクセづけしてしていくと、具体的に考えられるようになるのでおすすめですよ!


▼池田千恵:
前向き早起きエバンジェリスト。朝を有効活用してビジネスの基礎体力をつける「Before 9(ビフォア・ナイン) プロジェクト」主宰。