2001年当時というのは、いわゆるテキストサイトの時代で、「侍魂」とか「日記猿人(ばうわうさん)」とか、人気サイトがたくさんあって、自分でもいつかそういうサイトの管理人になりたいな、という想いがありました。でも、結局それに憧れてブログを始めても、続かない。7つのブログをつぶして、ようやく見つけたのが今のブログで、要は未来の自分のために、今日の自分が仕事で得た気づきとか方法を残しておこう、という目的で始めました。
Web担当者Forumでの「いしたにまさきのブロガーウォッチング」にて、ブログをテーマにいしたにまさきさんと対談させていただきました。
聞き上手・引き出し上手ないしたにさんにうまく乗せていただいて、白紙の原稿に向かっていたのではなかなか出てこないような、普段は意識することがそれほどなかったブログに対する想いをうまく言葉に引き揚げることができたかな、と思っています。
改めて読み返してみると、支離滅裂なところはありつつも、ブログを仕事に役立てたい、もっといえば、ブログを自分自身(自分の仕事)のブランディングに役立てたい、と思っている方にとっては、読んで損のない内容になったのではないかと自負しています。
失敗した7つのブログの共通点はフードプロセッサーに何も入れずにボタンを押していたような空しさがあったのだと、今振り返ってみて思います。にんじん1本でもいいから、まずは実際に素材を自分なりにスライスしてみる。
そうすることで、何が出てくるのかが見えてくるのです。
その最初の何かが見えないうちから素材にこだわっても、結果は変わらない、というよりそもそも結果が出てこないわけです。
このあたりについては、以下の本をお使いいただくことで(読むのではなく)、わかっていただけると思います。
また、ブログの実践論については、以下の本にまとめています。少し古くなってしまいましたが基本的な考え方は今も変わっていません。
余談
ふと数字に目をやると、
失敗したブログの数が7つで、
お声掛けいただいたのが第7回で、
最近出した本は7冊目で、
そして実は今年は創業7周年
ということで、7づくしな今日この頃です。
▼次にすること:
・来年からの新しい1年を見据えて、ブログを見直してみる、あるいは新たにブログを始めてみる
▼関連:
・大橋悦夫さんに聞くブログのキャラ設定(みたいもん!)
・ブログを書き続ける目的を考える