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BT046:ブログがマンネリ化した時に自問したい4つの問い



特に長くブログを書き続けている人にとって、折に触れて降りてくる不安に以下のようなものがあります。

  1. これって自分が本当に書きたいことなのだろうか?
  2. これを書くことで自分にどんなメリットがあるのだろうか?
  3. これを書くことでどこにたどり着けるだろうか?
  4. こんなことを書いていて、誰かの役に立っているのだろうか?

こうした答えに窮する問いにとりつかれると、とたんにブログに向き合う気が削がれてしまいます。

苦労に見合わないからです。

そんな時は、一度立ち止まって「そもそも」について考えてみると道が開けることがあります。

それは、次の4つの問いについて、一つひとつ考えてみることです。

  1. それは、あなたが本当に望んでいることか?
  2. それを実現することで、あなたがどう変わるかを明確にイメージできるか?
  3. それは、今のあなたには手の届かないことか?
  4. それは、誰かに対する思いやりになっているか?

1.それは、あなたが本当に望んでいることか?

ブログは仕事ではないので、書いていて楽しい、と思えなければ続きません。

「楽しい」と思えるということは、書いている内容はもちろん、書いていること自体にもしっくり来ているはずです。

言い換えれば、ほかにいくらでもある「やりたいこと」を差し置いてでもブログに時間を投下することができるくらいに望んでいるかどうか、ということです。

そういったパッションが薄くなると「書かなければならないから」という義務感だけで持ちこたえなければいけなくなるため、続きません。

「やりたい」と思えるということは、そこに「思い入れ」があるからです。それは「伝えたい」という気持ちと言い換えてもいいでしょう。

この気持ちの強さは、自分が書いているテーマに関するブログや書籍に目を通した時にツッコミを入れたくなるかどうかで確かめられます。

  • 自分ならもっとうまく書けるのに!
  • こんなの間違ってる。もっとうまい方法を自分は知っている!

こういった歯がゆさを感じられれば、それが「書き続ける」ためのマグマになります。

2.それを実現することで、あなたがどう変わるかを明確にイメージできるか?

未来のことは誰にもわかりませんが、少なくともブログを書き続けることで「気持ちが落ち着く」とか、「やるべきことをやっている」とことを少しでも感じられるかどうかに注目します。

これは次の問いにも関連します。

3.それは、今のあなたには手の届かないことか?

時間を忘れてゲームに夢中になってしまうのは、そのゲームの難易度がほどよく設定されているからでしょう。簡単すぎても難しすぎても途中で投げ出したくなってしまうからです。

ブログについては、それを続けることで今の自分には手が届かないことににじり寄ることができるかどうかが大事です。

続けても何も得られなければ早晩続かなくなるでしょう。

ずっとスライムしか出てこないRPGのようなものです。

書き続ける中で、難しい本が読めるようになったり、いろいろなアプリケーションを使い込むことで自分なりにうまい使い方を思いつけるようになるなど、「レベルが上がっている」と実感できれば、書き続けるためのモチベーションになります。

さらにレベルアップしたくなるのです。

4.それは、誰かに対する思いやりになっているか?

最初の“離陸”から“安定飛行”に入るまではガムシャラに、「自分が望んでいることに一直線」でもいいのですが、どこかのタイミングでそれを読む人の目点で客観視するフェーズに移行したいところです。

最初から「読者のためになる記事を書こう」ということでは疲れてしまいますので、まずは自分の中のマグマを掘り当てるためのフェーズがあっても良い、ということです。

ここから次のフェーズに移るわけですが、それでも「自分が書きたい」という気持ちを抑える必要はありません。

意識したいのは一週間後、一ヶ月後、一年後の自分が今の文章を読んだときにどんな風に感じるか、「未来の自分」という他人の目線です。

これは過去の記事を読み返してみればわかるはずです。

結局は自分のためなのですが、時間をおくことで生じる忘却や勘違いを埋めるための、未来の自分に対する「思いやり」を込めることで、それが結果として自分と同じように悩んでいる人の役に立つようになるのです。

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