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継続するタスクのバランス

佐々木正悟 大橋さんの『そろそろ本気で継続力をモノにする!』(以下『継続力』)では、継続していきたい行為を3タイプに分けて考えるという方法が紹介されています。

この3タイプはそれぞれ、

  • 1.続ける系
  • 2.ためる系
  • 3.マスター系

となっていますが、これを日常のタスクにも適用して考えてみます。



継続力の3タイプ

「1.続ける系」は、掃除やPCのデフラグ(やってますか?)など、ほぼ「メンテナンス」と重なる作業になるでしょう。もちろん、仕事をするのは自分の肉体であり、肉体のメンテナンスも欠かせません。

「3.マスター系」は、スキルアップということになります。その内容は人それぞれです。英語力アップを望むのか、コミュニケーションスキルなのか、といったことですね。

そして「2.ためる系」。実はその名の通り、私たちはここでお金を稼ぎ出します。アウトプットということになるでしょう。アウトプットしていけば成果が貯まりますし、一定量の成果を貯めなければ、経済力がついてきません。

どれを重視するか?

「お金が一番大事」という考え方に立つなら、「2.ためる系」を一番重視することになるはずです。

そういう人にとって、メンテナンスもスキルアップも、結果がすぐでないのであれば、時間の無駄に感じられます。それ自体が収入にはならず、あるいは支出になってしまうからです。

逆に、「お金は大事ではない」という考え方に立つ人は、メンテナンスやスキルアップに精を出すことになるでしょう。

メンテナンスやスキルアップに精を出す人にいわせれば、「今は準備期間。より高いレベルの仕事をするには、こういうことが何より大切」ということになるかもしれません。

ですが、たいていこれではお金はもらえません。他人の家の掃除をすれば収入になりますが、それは「メンテナンス」ではなくて、「ためる系」なのです(なぜなら「終わり」があるから)。

結論は、ありきたりですが「バランス」ということになるでしょう。

結局仕事をする以上は、いずれも外すわけにはいきません。どれか1つを重視するということはあるでしょうが、できればその3つすべてに、ほぼ毎日携わっていた方が、スムーズに成果を出せるでしょう。