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WindowsユーザーでもiPhoneを使っているならiCloud Driveにお金を払う価値があると実感した話



大橋悦夫メインマシンはWindowsですが、iPhoneを2台(iPhone XとiPhone 8 Plus)とiPad ProとMac miniを使っていることもあり、iCloud Drive(特にiCloud写真)には興味津々でした。

以下のごりゅごcastの影響です。


クラウドストレージとしては、僕は以下の2つを契約していました(昨日までは)。

  • Google One:2 TB(月額1,160円) 13%使用中
  • Dropbox Plus:1 TB(月額1,400円、年額12,000円) 7%使用中

今日からはこれらに加えてiCloud Driveも契約することにしました。

GoogleもDropboxも持てあまし気味

Googleは、Googleドライブ+Gmail+Googleフォトの3つのサービスで共用していますが、当分困ることはなさそうです。

Dropboxは、現在契約中のPlusプラン(1 TB)の一つ上のProfessionalプラン(2 TB)にしたいのですが、1 TBでも十分すぎるので現状維持にしつつ、しかし「スマートシンク」機能は魅力的で迷っています。

スマートシンクとは、指定したファイルやフォルダを個別に「オンラインのみのコンテンツ」に設定できる機能です。

選択型同期よりもフレキシブルですが、なければないで何とかなります。


Googleフォトの良いところとイマイチなところ

Googleフォトの良いところは、過去の写真をキーワード検索できることです。ブログのアイキャッチ画像に使いたい画像を探すとき、けっこうな確率で「まさにこれ!」という画像がヒットするので、手放せません。

どんな写真でもとりあえず入れておこうという気になります。

たとえば、「Evernote」で検索したら撮ったことすら忘れていた写真がヒットして、この記事のアイキャッチ画像として再利用できました。

Googleフォトのイマイチなところは、見つかった写真をいったんダウンロードする必要があること。直リンクする方法もありますが、将来どうなるかわからないので…(flickrの例もありますし)。

そして、これはWindowsだからということもありますが、iPhoneのスクリーンショット画像をブログで使いたいときは、

  • iPhoneでGoogleフォトアプリを開いて同期を待つ
  • PCでGoogleフォトをリロードする
  • 目的の写真をダウンロードする

という3ステップを踏むか、

  • iPhoneからPicportというアプリを使ってDropboxに送信する

か、

いずれにしても手動で何かをする必要があります。

iCloud Driveを使えば「手動で何かをする」は不要になる

そこで、iCloud Driveです。

僕は少し勘違いをしていました。iCloud Driveを導入する(iCloud写真をオンにするだけ)と、デバイス上の写真がすべてサムネイルになってしまい、閲覧しようとするたびにiCloudからダウンロードする(その都度通信が発生する)ものだと思っていたのです。

確かに、そのような挙動にもできる(デバイスの容量を節約できる)のですが、これは設定でオフにできました。

具体的には、「iPhoneのストレージを最適化」ではなく「オリジナルをダウンロード」をオンにします。

今もまさにこのスクリーンショットを手元のiPhoneで撮ったのですが、数秒後に使用中のWindows PCの指定したフォルダに落ちてきたのをキャッチしたところです。

「手動で何かする」の発生頻度はほぼ毎日なので、月額400円(≒日額13円)は十分ペイします。

もちろん、あらかじめ、Windows用のiCloudをダウンロード&セットアップしておく必要があります。


ただ、考えておくべきことが1つあります。それは、iPhoneであれiPadであれ、そこに追加されたあらゆる写真がWindows PC上にも落ちてくることです。

そこで、僕はiCloudの写真を受け取るフォルダは、一週間以上前のファイルは自動削除するようにしています。写真の“賞味期限”を7日間に設定しているわけです。

この、「指定したフォルダ内の一週間以上前のファイルを自動削除」には「ごみ箱自動削除ツール」というフリーソフトを使っています(開発が中断しているのですが、特に問題なく動いているので使い続けています。そのうちOS側で同じような機能が実装されるのではないかと期待しつつ…)。

MacのHazelというアプリに似ています(できることは断然少ないですが)。

問題はiCloudの容量

そんなわけで、iCloud Driveが、というより僕にとってはその一部である「iCloud写真」が大変便利だと感じているのですが、問題は容量。

当初は一番安い50GB(月額130円)で試したところ、ほんの数GB足りずに次の200GB(月額400円)にアップグレードすることに。

その200GBも、すでに26%使用しているので、いずれは上限に達してしまうでしょう。



そうなったら、古い写真を手動で削除するか、諦めて最上位の2 TB(月額1,300円)にアップグレードするかのいずれかが必要になります。

GoogleやDropboxはスカスカなのに…。

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編集後記