佐々木正悟 
発売から1ヶ月も経たないうちに重版が決定という連絡をいただきました。関係者と購読いただいたみなさまには感謝です。
» たった1日で即戦力になるMacの教科書[Kindle版]
先日、iTea4.0の「トリゾー」さんをご招待し、出版記念セミナー第１弾を開催しました。参加者には「これからMacを買いたい！」という人から「PC98時代からのMacユーザー」といったかたまで実に幅広く、「Macだなあ」という感慨が自然と深まります。
ライフハックの集まりというのは、そういう昔話的な話で盛り上がるのが、なんだかんだで楽しいわけですが、技術系のコミュニティで昔話に終始するわけにもいかず、やっぱり「調べにくい設定」「知られていないアプリ(とその設定)」「最新技術やツールの実際」というテーマにならざるを得ません。
そんなセミナーで新しく「なるほど！」とむしろ教わったMac系のネタをいくつか共有したいと思います。
一気に画像サイズを小さくするアプリ
今回はJPEG画像のファイルサイズを見た目の劣化なしで最大80％圧縮し、通常版「JPEGmini」をさらに8倍高速化した最強の画像圧縮アプリ「JPEGmini Pro」をご紹介します。
こちらは「トリゾー」さんより紹介のあったネタなので、ブログ記事を紹介させていただきます。
私はこの記事を読んでいたのですが、インストールはしていませんでした。たしかに「最大80％圧縮」というのは素晴らしいと思ったのですが、私はそれほどというか全然カメラに詳しい方ではないため、そもそもそんなに大きなサイズの写真を撮ったりしないわけです。知らず知らずiPhoneの写真画像は大きいサイズになっているんでしょうが、まあ、スマホだしなと高をくくっていました。
しかし「トリゾー」さんから、「ファイルを送られる相手がガラケーの持ち主で、しかも従量課金の契約などをされていて、しかもその自覚がない方だったりすると…」というお話をされて、「うわっ！」と思ったわけです。
私が直接ファイルをお送りする関係者には、たぶんそうした人はいません。けれど、父の仕事の関係者、母の友人、妻のママ友あたりに送るとなれば、ないわけじゃない。一生に１度くらいしかファイルなんて送りそうもない相手ですが、１度くらいはありうる。
というわけで、インストールしました。
画像をあれこれいじり回すと時間がいくらあってもたりなくなる
画像関連の「ごくこまめな編集」というのは、ブロガーさんなどにはよくある悩みだと思いますが、一方で、仕事の資料、プレゼン資料作成などにもつきまとう悩みかもしれません。
ちょっとしたイラストやアイコンの存在は、けっこう侮れない一方、なくても問題ないものだったりするだけに（少なくとも数字や統計と違って「意味」はないので）あまり時間をかけたくないですよね。「ですよね」といっているのは、要するに私はそう思いがちだからです。
たとえば次のような「加工」をするというのは、はっきり言って専用アプリで一瞬ですませられたらずいぶん違うと思います。
画像のある一部だけスポットライトを当てたようなハイライトで強調し、その他の部分を暗くしたいときに便利なアプリです。
こういうものを駆使しておられる「トリゾー」さんのブログは、やっぱり見た目がいいので、アクセスも集まるのだろうと、セミナーでお話を伺っていて痛感しました。私のブログなんて文字ばっかりですからね。
そうは言ってもMacというのは、私のような物書きというより「文章打ち」にも大変使い勝手のいい環境を用意してくれます。それはたしかなのですが、やはり「見た目にこだわるからこそMac」ということはあるわけで、ぜひ、上記引用のようなツールを少しでも使い込んでいきたいと思っております。
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というわけで、Kindle版も同日に発売され、おかげさまで好評です。
引き続きよろしくお願いします。
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