カギや財布をなくしたときに、スマホから探せるデバイスがあります。なくす前に、手元から離れたタイミングでスマホに通知させることもできます。Wistiki(ウィスティキ)とMAMORIO(マモリオ)の2種類を実際に使っていますので、ご紹介します。
▼Wistiki(ウィスティキ)
▼MAMORIO(マモリオ)
いずれもデバイスとスマホとは無線(Bluetooth)で接続し、デバイスから一定距離を離れると、スマホに通知される機能があります。
カギを持たずに出かけようとしたときに、家を離れたタイミングで教えてもらえるわけです。
家のカギ以外にも以下のようなシチュエーションで役に立ちます。
- 自転車に取り付けることで、自転車置き場で自分の愛車を見つけることができる
- ペットに取り付けることで、行方不明にならない
- 財布に入れておくことで、落としたら気づける
Wistiki(ウィスティキ)はデバイスから音を出すこともできる
Wistikiは、デバイス側のボタンを押すことで、スマホから音を出すことができます。「カギは手元にあるけど、スマホが見当たらない」というときに便利です。
つまり、以下の双方向でお互いを探し出せるわけです。
- スマホからデバイスを見つける(スマホに通知&画面上で位置を確認)
- デバイスからスマホを見つける(デバイス側のボタンを押すとスマホから音を出せる)
専用のアプリ上でWistikiと最後にBluetooth接続をした位置を確認できる
「音」で探せる
アプリの操作でWistikiに音を出させることができます。
例えば、出かける間際にカギが見当たらないようなときに、Wistikiに音を出させれば見つけやすくなるでしょう。
▼家の中でWistiki(のついたカギ)が見当たらないときはアプリの操作でWistikiに音を出させることができる。
▼逆に、スマホが見当たらないときは、Wistikiのボタンを長押しすることで、スマホに音を出させることもできる。
どちらも見当たらない場合は、スマホに電話をかけてみるしかないですね…。
なお、けっこう大きな音が出るので、電車の中で鳴ったら注目を集めるレベルです。
電子リード機能
Wistikiとスマホの間のBluetooth通信が途切れると、スマホにメッセージが表示されます。
逆にWistikiが近づくと通知させることもできます。例えば、空港の手荷物受け取りの際に、自分の荷物が出てきたら知らせてもらうなどの用途が考えられます(まだ試していません)。
その他スペック
1つのスマホに最大10個のWistikiを登録できます。カギのほか、自転車やクルマ、スーツケースなどにつけるといいでしょう。
内蔵電池は最長で3年間もつそうです。電池交換はできないとのこと。
↓Wistikiについては、以下の記事でもご紹介しています。
» こういうアイデア商品、今まで本当になかったの? 意外! と思ってさっそく手配した
» Wistiki(ウィスティキ) 探しモノ発見 スマートアクセサリー voila!(ヴォワラ) レモン WSTK16VY
MAMORIO(マモリオ)は音は出せないがコンパクト
Wistikiとよく似たデバイスにMAMORIOがあります。
一番の違いはデバイスから音が出せるか否か。MAMORIOは音が出せない代わりに、非常にコンパクトです。
↓価格も“コンパクト”です(いずれも記事執筆時点)。
▼MAMORIO(3,780円)
▼Wistiki(6,450円)
▼大きさ比較
専用のアプリ上でMAMORIOと最後にBluetooth接続をした位置を確認できる
電子リード機能
Wistikiと同様に、スマホの間のBluetooth通信が途切れると、スマホにメッセージが表示されます。近づいたときに通知させることもできます。
▼設定で調整ができますが、ある程度の試行錯誤が必要です。
▼調整がうまくいかないと、手元にあっても繰り返し通知されてしまいます…
その他スペック
1つのスマホに最大19個のMAMORIOを登録できます。
内蔵電池の寿命は最長で1年間。電池交換はできず、電池が切れた場合は同封されているチケットで新品を無料で入手できるそうです(記事執筆時点)。
財布に入れるのもあり
Wistikiは存在感があるので、カギにつけておくとキーホルダー代わりになります。家の中でも見当たらなくなることがありうるので、音で探せる点も便利です。
一方、MAMORIOは、コンパクトなので財布に入れておくことにしました。
とにかく小さいので、いろいろと使い道がありそうです。
» MAMORIO BLUE (マモリオ ブルー) 世界最小級の落し物防止タグ 重量3g