みなさま、はじめまして!
「家事や仕事、育児を楽しく楽に!」をテーマに「らくたのぶろぐ」を運営しているむのんといいます。
11月5日にたすくまの使い方を書いた『たすくま「超」入門』を出版させていただきました。
たすくまのアップデートなど本の執筆以降に更新した情報については「らくたのぶろぐ」にて書いています。
今回は、僕がたすくまを使い始めた経緯を書いてみたいと思います。
todoリストで感じていたも「もやもや感」
「ブログを書きたい、遊びに行きたい、テレビを見たい、ゲームだってしたい、けど、仕事はしないといけない、睡眠は取らないといけない、食事だってお風呂だって…」
僕にとってタスク管理とは、仕事や生活を楽にする手段の一つです。
やりたいこともたくさんありますが、やらないといけないこともたくさんあります。ただ、時間は1日24時間しかありません。
タスクシュートという考え方に出会う前は、いろんなタスク管理アプリを使っていましたが、できそうなのに何故かできないという「もやもや」したものをずっと感じていました。
todoを書いたリストだけでは、どうしても思ったようにこなすことができません。
今思えば、自分の時間の見積もりに甘さがあったり、実際には使える時間が思っていたよりなかったりしたのでしょうが、その当時はどうしてできないのかがわかりませんでした。
TaskChuteとの出会い
タスク管理に行き詰まっていた時に出会ったのがExcelでタスク管理を行うTaskChuteでした。
TaskChuteは歯磨きやご飯などの日常生活も含め、全ての行動をタスクとして扱い、時間を見積もります。
全ての行動の時間を見積もっているからこそ、いかに自分に時間がないか、いかに見積時間を甘くつけているか(自分が自分のことを優秀に考えているか)ということがわかります。
TaskChuteに出会い少しずつ楽にはなっていきましたが、Excelベースなので、どうしてもパソコンの前でしか操作することができません。
いつでもどこでも記録したい…そんな風に思っていたらスマホでタスクシュートができるたすくまが発売されました。
たすくまで得た変化
TaskChuteを使用していたので、考え方はすぐに理解できました。ただ、高機能なのであれこれ試行錯誤して利用していました。
1年ほど使ってきましたが、今ではたすくまなしでは生活ができなくなっています。
ある日、iPhoneを会社に忘れて家でたすくまを使えないことがありました。
普段は家に帰ってから食後、ブログを書くなどパソコンの前であれこれ作業をするのですが、その日はひたすらだらだらとテレビを見ていました。妻からも「今日はなんかいつもと違うね」と言われました。
たすくまは見通しを立ててくれます。見通しがたつことは、ブログを書くなどのタスクに取り掛かる負担を少なくしてくれます。
見通しがない状況で頭の中だけでやることを考え、行動するという行為は自分が思ってた以上にエネルギーを使うということを知りました。
また、たすくまを使って、自分ができるタスクの量を知ることができました。僕の場合、「休日に1日かけて書くぞ!」と息こんでも、実際に書ける量は3時間程度でした。
たすくまを見返してその事実を知った日は驚きとちょっとショックでした。
「あんなに意気込んでいたのに、これしかできないのか」
という気持ちになりました。
実際、それしかできないのです。それを認めるしか無いのです。
次の休日は、はじめから3時間しか執筆の計画をたてずに、空いた時間には娘と遊んだり、軽いタスク処理を入れました。
「6時間書くつもりで3時間しか書けない日」と、「はじめから3時間書く予定で3時間だけ書く」のでは、同じだけの執筆というタスクをこなした休日でも、充実感が全く異なります。
こうして、見通しがたったり自分のことを知ることで、昔感じていたもやもや感や「なんでできないのだろう」という自分を責める気持ちが減っていきました。
このように、自分の日々の生活を楽にしてくれた、たすくまを少しでも多くの人に知ってほしい、使って欲しいという気持ちで今回、電子書籍を書きました。
本書の内容
第一章は初心者向けの内容です。初めて使う人への具体的な操作方法、初期設定や各種タブの説明などを中心に書いています。
第二章は1日の中でもさわる回数の多いアプリなので、たすくまをより快適に使うための工夫を書いています。
URLスキームやセクションタスクの作成など、さまざまな小技の紹介をしています。
第三章では、たすくまを使うことによって、先送りが減ったり、運動や朝活といった習慣を身につけたりといったといったたすくまによってもたらされた変化について書いています。
ブログで書いてきた内容をベースに再構成し、加筆、修正をしています。
ぜひ、たすくまが気になっている人や、一度使って挫折した人は本書を手にとって使ってみていただきたいです。
僕と同じようにたすくまによって楽になる人はいるはずです。そういう人が一人でも増えてくれれば嬉しいです。
▼むのん:
毎日を「楽にたのしく!」 らくたのぶろぐ主宰。
» Taskuma — TaskChute for iPhone