五藤 隆介 
ちょーめずらしく連続企画。前回書いたOmniFocusの話から続きな感じです。
OmniFocus for Mac 1.9.2（￥6,900）
販売元: The Omni Group – The Omni Group（サイズ: 15.8 MB）
OmniFocusというツールは、とにかくまぁ色んなことが出来まくるので、全部把握して華麗に使いこなそうとするのは大変です。
ぶっちゃけ、難しいツール。
もちろん、使い始めたばかりの頃に、こんなの全部理解出来るわけがない。
そして、今回はその中でもわりと知らないかもしれなくて、でもこれがあると「めんどくさい」がかなり減少する、すんばらしい機能です。
OmniFocusの「リンク」機能
OmniFocusは、メモ欄に「リンク」を貼ることが出来ます。これがとにかくめちゃくちゃ快適で素晴らしい。
「リンク」って言うと、なんだかインターネット上での「リンク」を想像してしまいますが、OmniFocusではこの「リンク」というのが「なんでも」リンク出来ます。
やり方はちょー簡単。
目的のファイルとかを、OmniFocusにドラッグしてやればそれでおｋ。
実際にリンクを貼るとこんな感じになります。
Toodledoではウェブページにリンクを貼ることは出来ますが、パソコンの中の特定のファイルへのリンクっていうのはできません。
そして、これ１つだけとっても、わざわざOmniFocusを使う価値があるんじゃないかってくらい便利な機能です。
繰り返しでちょー便利
わざわざリンクを貼るって行為は、当たり前だけど一手間かかります。わかりやすく言うと、リンクを貼るのはメンドクサイです。一回だけしかやらないようなことで、わざわざリンクを貼るなんてめんどくせーだけだ、って気分になるのはよくわかります。
しかし、人生の中では、わりと何度か同じようなことを繰り返さなければならないことってのは、ちょこちょこ存在します。そして、大抵同じことの繰り返しに感じるようなことは、めんどくせーって思ってやりたくない気分満載になる可能性が高いことです。
それが、この「リンク」をうまく使ってやることで、かなりメンドクサイ気分は減少し、実際にかなり快適に物事を進めることが出来るようになります。
たとえば請求書の作成
このリンク機能を使って、今一番私が便利に感じているのが、請求書を作って送付するっていう「同じようなことの繰り返し」をやっているとき。
100％自動で請求書が作れたりしたら便利なのですが、今の私の知識では「人力」で請求書の数字などを埋めなければなりません。
もちろん請求書にはテンプレートが作ってあって、その数字だけを変えれば請求書が完成するようにはなっていますが、いざ請求書を作ろうというタイミングになると、請求書のファイルを探さなければいけない。
そして、請求書を作るって、たまにしかやらないから、どこに置いてあるのか忘れやすい。
これを、OmniFocusから「リンク」しておいてやることで、毎月請求書を送るタイミングで「請求書作れ」ってToDoが自動的に作られるだけでなく、そのToDoからリンクしたファイルをクリックしてやるだけで、一発で請求書を開くことが可能になります。
言ってみれば「たったこれだけ」
だけど、この「たったこれだけ」があるだけで、日常のメンドクサイ「仕事」を、想像を絶する程快適に、気分良く進めることが出来るようになります。
Evernoteのリンクも作れる
ついでに言うと、OmniFocusのメモ欄には、Evernoteのノートへのリンクを貼るってことも可能です。
これまたやり方はちょーシンプルで、EvernoteのノートをOmniFocusにドラッグしてやるだけ。
現状、直接ドラッグすると、日本語が文字化けするという問題があるのですが、大抵は「リンク」してあればだいたい意味はわかるので、そこは泪をのんで我慢しております。
これをうまく使えば、とりあえずEvernoteに保存したウェブクリップだとかを、ただ保存するだけではなく「行動」に関連づけて残しておくことが出来るようになり、そして、それによってEvernoteの中身も非常に整理しやすくなります。
「リンク」の使いみちは無限大
リンク機能、とにかくこれが素晴らしいです。
快適に使えていることは、まだまだ「請求書」くらいなのですが、これ以外にももっと数え切れないほど多くの便利な使い方が存在していると思います。
もし他にも「リンク使えばこんな風に便利になるよー」ってのがございましたら、Twitterなりブログなりで情報を公開していただければ、より多くの方々がより便利に「仕事」が出来るようになったりして、みんながもっともっと幸せになれるのではないかと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。
▼今週の一冊：
OmniFocusを「使う」ためには、やっぱりどうしても「GTD」って概念をある程度知っておくことが大切です。
そして、そのためにはやはり「GTD」の聖典であるこの本。
一度この本を読んでおくだけでも、OmniFocusのわかりやすさは段違いなものになるかと思います。
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5分喋ったらそんだけで息切れするという、とんでもなく体力がないことが判明し、ちょっとマジで本気で心の底から体力を付けねばならないのではないだろうかという気分になっております。
▼五藤隆介：
デジタル＆シンプルライフLove。デジタルを最大限活用して「めんどくさくない」シンプルな生活を目指す。goryugo.comの中の人。
