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夜型から朝型への切り替えは「時差ぼけリセット方式」で強行する

池田千恵
日の出も5時台になり、お日様の力で目覚めやすい季節となりました。気候も暖かくなってきたので、ベッドから出るのも、冬に比べれば苦しくないですよね。

そして始まったゴールデンウィーク。連休の方も多いことでしょう。普段仕事で帰りが遅く、なかなか早起きのペースをつかめないという方でも、仕事の都合に巻き込まれることが少ない今が早起き生活スタートの絶好のタイミングです。

そこで、これを機に早起きしたい!と思っている方に向け、気持ちの割り切り方のコツをお伝えいたします。


「早寝早起き」でなく「早起き早寝」

まず、早起きビギナーさんに最初にお伝えしたいのは、「早寝早起き」でなく「早起き早寝」を心がけてみて欲しいということです。

そもそも、普段夜更かしの人が次の日早く起きようと思っていきなり20時ごろ寝ても、絶対寝られるわけがありません。眠ろう眠ろう、と思うこと自体がストレスになり、早起き自体にさらに苦手意識を持つことにもなりかねません。

だったら、ちょっと力業ではありますが、夜更かししていても、思い切って早く起きてしまうのをおすすめします。そうすれば、間違いなく夜自然に眠くなります。

海外旅行で時差ぼけのときも、無理矢理現地の時間に合わせて起きているうちにだんだんペースがつかめてきますよね。

ゴールデンウィークでのんびりできる今、夜型という「国内モード」から、「朝型という海外旅行」に来たと思い込んで、試しに起きてみませんか?
もちろん最初はとても眠いと思いますが、数日間我慢して続けることができれば、少しずつペースがつかめてきます。

ただし、この手法をゴールデンウィークに実行すると心配なこともあります。時間があるので、自由に昼寝もできてしまうのです。せっかく早起き早寝しようと思っても、昼寝を本格的にしてしまったら、結局夜目が冴えてしまいます。

だからといって、「絶対昼寝禁止!」とお伝えしても、根性だけでは睡魔に勝てないので、どうしても昼寝したくなった時に心がけるべきことをお伝えします。

まず、昼寝したくなったときは、ベッドで本格的に寝ないようにしましょう。1時間以上の昼寝は、夜の睡眠を浅くしてしまうので避けたいところ。だから、わざと長時間眠ると不快な環境に自分を置くようにします。例えば机に突っ伏して寝て、15分以上眠ってしまうと手がしびれて辛いような状態を作るようにします。

(参考記事:だらけがちな午後を全力で駆け抜けるための「Power Nap(戦略的昼寝)」のすすめ

そんな工夫をしても、やっぱりけっこう長い時間昼寝してしまった…どうしよう…という方は、仕方がないので、少しでも夜リラックスして、睡眠を誘う環境を作るようにしましょう。

そこで私がおすすめするものはこちら。

茶葉を三年寝かせてじっくり焙煎した、カフェインレスの優しいお茶。私は「ムソー 有機 無双番茶」を愛飲しています。寝る前の入眠儀式としてこのお茶を飲むと、身体がゆるむ気がしてほっとします。

袋を明けるとすぐ、控えめな温度のカイロのようにじんわりと温まり、蒸気が出て目を休めてくれる使い捨てタイプのアイマスクです。これをつけてベッドに横になると、リラックスしてそのまま寝てしまうことも多いです。

せっかく、時間を比較的自由に使える連休。これを機に生活パターンを変えられるよう、いろいろ工夫してみてくださいね。


▼編集後記:
池田千恵
 2011年4月24日開催、「アルク朝英語セミナー」に登壇しました!

脳科学者茂木健一郎さん、「朝時間.jp」を手がけるアイランド株式会社粟飯原理咲さん、パーソナルトレーナー大西仁美さんと一緒に「朝型生活のはじめ方」についてディスカッションしました。当日の模様は朝時間.jp公式ブログに書きました。当日のUstream中継は、のちほどアーカイブとして公開するそうなので、またお知らせします。

なお、5月11日(水)19時より、ディスカヴァーブッククラブで講演いたします。

» 実践!続く、変わる!朝活で自分リニューアル

実体験を元にした早起きのコツ、続け方の他、参加者同士で朝活体験をシェアする時間もあり。今回大塚製薬さんから朝活をサポートする栄養補助食品のサンプルも提供いただくことになっています。ぜひいらして下さいね!


▼池田千恵:
前向き早起きエバンジェリスト。朝を有効活用してビジネスの基礎体力をつける「Before 9(ビフォア・ナイン) プロジェクト」主宰。