※当サイトはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています。

自分の勝ちパターン/負けパターンを知る! 朝の思考癖分析法

池田千恵
私は朝9時までの時間を「思索と思案の時間」と位置付けています。よっぽどの繁忙期でない限りは、朝9時までの時間は実務としての仕事はしないようにしており、将来の計画、目標の見直し、ふりかえり、読書などの自己投資に充てています。

今回は朝の習慣の一つである、「思考癖分析法」を紹介します。

思考癖分析とは、自分がうまくいった時、うまくいかなかった時、どんな状況だったか、どう思い、どんな行動を起こしたかをいったん紙に書き出してみて、眺めてみる方法です。

これを朝やることのメリットは2つ。

  1. 邪魔が入りにくい
    電話が鳴ったり、話しかけられたりしないため、落ち着いて分析できます。
     
  2. 余計な感情抜きに、客観的事実を持って分析できる
    邪魔が入りにくいのは夜中でも一緒だ、と思われるかもしれません。しかし、夜分析すると余計な感情まで入り、データにバイアスがかかってしまうことが多いことが自分の経験から分かっています。夜考えると、「なんであんな時に、あんな一言で落ち込んだのだろう」といったように、落ち込んだこと自体に落ち込みがちですが、朝だと、そんな負のスパイラルから抜け出すことができます。


具体的には次のようなテンプレートに入れ込むことをおすすめします。



この分析により、例えば私の場合こんな思考癖があることが分かり、解決策も見えてきました。

  • 自分が予測できない事態が起きた時、同時にいろいろな事をやらなければいけない時にカリカリ、イライラしがち
    → 行き当たりばったりの行動を避け、十分な準備とシミュレーションを行うよう心がけるようにする。同時並行で作業を無理にしようとせず、物事に優先順位をつけて、ひとつひとつ順番にやっていく。
     
  • 頑張っている人を食い物にするような人/サービスに嫌悪感を抱き、つい感情的になって後先考えずに攻撃してしまう
    → そういう人/サービスになるべく近寄らないようにする。もし遭遇してしまったときは、戦わずに深呼吸して落ち着いた対応を心掛ける。


このように、「こういう状況になったとき、自分はこうなる」というパターンが大体分かっていると、意図的に自分を良い状況に持っていったり、逆に悪い状況を最小限にしたりとコントロールが可能になり、ますます人生が楽しくなってくるのを実感しています。

ぜひお試しください!


▼編集後記:
池田千恵
11月15日、レインボータウンFM「高野美穂の月曜ルーム」に生出演し、『朝活手帳』についてお話させていただきました!

レインボータウンFMのHPはこちら(音がでるので注意)→ http://www.792fm.com/

当日はUstream配信もありました。(緊張しました!)収録音声はパーソナリティの高野美穂さんのサイトから聴くことができますので、よろしければどうぞ!


▼池田千恵:
前向き早起きエバンジェリスト。朝を有効活用してビジネスの基礎体力をつける「Before 9(ビフォア・ナイン) プロジェクト」主宰。