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トップ > シゴタノ! > 10年続けてみてわかったフリーランスを続けるうえで大切な3つのこと
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今朝、以下のようなことをつぶやきました。

 
困っている人を助けたい、という気持ちは誰にでもあるでしょう。でも、すぐさま「果たして自分に助けられるだろうか?」という疑問や不安に駆られてしまうかもしれません。

もしここで、目の前にいる困っている人が、かつてのあなた自身のように見えたらどうでしょう?

過去にあなたが抱えていたのと同じ悩みを抱えているのであれば、きっとあなたはその人の役に立つことができるはず。

僕自身、今年2010年でフリーランス歴10年になりましたが、これまでにやってきた仕事を振り返ると、最初こそどんな仕事が自分に向いているのか、どんな仕事が得意なのか、そしてどんな仕事なら食っていけるのか、などなどが分からずに、いつも手探り状態でしたが、年を重ねるごとに仕事との一体感のようなものを感じることができるようになりました。

そんな中から出てきたのが冒頭のつぶやきです。

悩んだり苦労したりすることが最終的に自分の強みになる──。このことは、フリーランスに限らず、会社勤めをしている人であっても同様でしょう。どんな境遇にあっても、悩みや苦労を乗り越えてきた人である限りは、必ず誰かの役に立てる余地がある、ということです。

フリーランスを続けるうえで大切な3つのこと

週刊 東洋経済 2009年 11/14号 [雑誌]経営コンサルタントの小宮一慶さんが以下のようなことを述べられています(「週刊東洋経済2009.11.14」より)。

仕事を手段ではなく目的にすれば、仕事の中身もよくなるし、評価されて収入も上がる。

この点、独立していると仕事によってどう評価されるかがてきめんに出てしまう。いい本を出せば売れるし、ダメだとぼろくそ。セミナーの会員数も、いい仕事をすれば増えるし、ダメだと減る。いい講演、研修をすればリピートしてほしいという声がかかる。

そういったことを経験していると、いい仕事をしないとダメだとわかる。

「いい仕事をしないとダメ」とは極めて当たり前のことではありますが、フリーランスで仕事をしていくことの厳しさとやりがいを言い当てています。

さらに、フリーランスを続けるためには仕事以外の部分にも相当な注意を払う必要があります。せっかく独立して、自分の好きな仕事を思う存分できると思ったのに、現実はそうではないのです。

フリーランスを続ける上で注意を払うべきは次の3つです。

  1. 仕事のケア(依頼を途切れさせない、期待に応える)
  2. 人のケア(関係を途切れさせない、約束を守る)
  3. お金のケア(記録を途切れさせない、期日を守る)

 
この3つの中で個人的に最も重要だと思っているのはお金のケアです。仕事や人については、放っておいても一定の注意を払いますが、お金については忙しさにかまけておろそかになりがちです。前者2つがしばしば緊急かつ重要になるのに対して、後者は重要だが緊急ではないからです。

だからこそ、うっかり支払期限を超過したり、気づいたら残高不足に陥っていたり、といったことが起こるのです(不意に緊急になる)。

どんなに良い仕事をしても、どんなに人間関係が良好でも、お金の面でルーズだと、ザルで水をすくうようなもので、努力の結果が積み上がりません。

独立したら仕事よりも人よりもまずお金のシステムを整備する

10年間フリーランスを続けてこられたのは、たまたま良い人との出逢いに恵まれたり、そこから良い仕事の依頼に恵まれたり、といったことが大きいですが、転がり込んだこれらのチャンスを取りこぼすことなくフォローできたことがそのベースにあると思っています。

その構成要素は日々の作業記録や「明日よろメール」や「即日感謝メール」などの習慣ですが、もう1つ大きいのが金銭管理です。

つねづね疑問に思うのですが、なぜ多くのフリーランサーは決算前になって慌てて領収書の山と格闘するのか。過去の取引をひっくり返して電卓を叩くのか、と。

例えば、タクシーに乗ったり、文具店で買い物をしたりして、それらの出費が経費にできる場合はレシートを取っておきます。その日のうちに、遅くとも翌日までに会計ソフトなどに入力を終えてしまえば、このたった2枚のレシートの処理にはおそらく数分とかからないはずです。

それが、半年後に大量の紙束の中の2枚となったとたんに「どこからどこに移動したんだっけ?」「これ何を買ったんだっけ?」という疑問に悩まされることになります。

毎日やれば日々数分、数日分を溜めても週末に20~30分程度の積立貯金のような時間投資をしておくことで、決算前に慌てることなく、そのときだけ通常業務を止めて決算対応をすることなく、乗り越えることができます。

言うまでもなく、この態勢は定期・不定期にやってくる支払期限を漏れなく守る程度に注意が払われている状態です。言い換えれば、仕事のみに注意を100%振り向けない、ということです。だからといって、お金に50%も注意を奪われるのでは仕事になりません。

求められることは、必要最小限の注意でお金に関するトラブルが未然に防げるようにすることです。そのためには、毎日することや週に1度することなど、お金のメンテナンスをルーチン化し、同時にこれらのルーチンにかかるトータル時間を可能な限り短くできるように注意を払います。

車の運転にたとえれば、仕事というアクセルをふかしつつも、お金というバックミラーにもきちんと目を向けることで、初めて安全運転ができる、という感じです(急いでいるからといって、アクセル全開で前だけを見て走っていれば、いずれ大事故を引き起こしてしまうかもしれません)。

 

死なずに続けるフリーランスの方法

もし、これからフリーランスを目指す人が、フリーランスになるためにやるべき大量のタスクを前にどれから手をつければいいか迷っていたとしたら、あるいはすでにフリーランスとして仕事をしている人が、より燃費の良い“運転”ができるようになりたいと思っていたとしたら、微力ながらお手伝いができることはあるのかな、ということで、以下のようなセミナーを企画しました。

 
死なずに続ける!フリーランスの方法

 
いざ一人で仕事を始めてみると、想定外の出来事が次々と起こります。アンハッピーなこともありますが、それ以上にフリーの醍醐味ともいえる、会社員では味わえない楽しさも得られます。それもまた想定外なのです。

10年というキリのいいこの区ギリに、この10年間を振り返り、

どうしたら死なずにフリーランスを続けていけるか」を総括します。

このテーマでお話するのは実は今回が初めてです。

特に会社員の方々にとっては「フリーなんてとんでもない!」という恐怖感が先行しがちかとは思いますが、一部行き過ぎな誤解もあるように感じています。

このあたりの誤解を解消したい、そして一人でも多くの方に自分の専門性を武器に世間と渡り合うワークスタイルに触れていただきたいと考えています。

 
今回は時間が短いこともあり、フリーランスにとって最重要課題であるお金の管理を中心にお話します。

せっかく良い仕事をしても、売掛金の回収や経費のコントロールなど、お金の管理がきちんとできていなければ、すぐに“”にます。

仕事の締め切りは交渉で何とかなりますが、支払いの期限はどうにもならないからです。

フリーランスになって最初に面食らうのは銀行のクールさでしょう。それだけに、お金に関してはクールなスタンスで臨みたいもの。

逆に言えば、ここさえ固めておけば、思う存分あなたの好きな仕事に打ち込むことができます。

クールでいるためのお金に関する仕組み作りや日々の習慣術など、僕がこの10年間に実践してきて特に役に立ったことをご紹介します。

 
そして、フリーランスは会社員以上に人と人との繋がりが命。僕自身、これまでに何度もこの人の繋がりのおかげで死なずに済みました。その多くはセミナーで知り合った人たちです。

今回のセミナーでも未来のあなたを助けてくれる人との出会いがきっとあるはずです。

これからフリーランスを目指す人はもちろん、すでにフリーランスな人も、ぜひご参加ください。

予定トピック

  • フリーランスに向く人・向かない人
  • 会社を辞める前に済ませておくべき7つの手続き
  • 個人事業主のままでいるか法人化した方がいいか
  • 経費精算がラクになる銀行とカードの使い分け
  • 決算直前に慌てないためのデイリー経理習慣
  • フリーランス必須ツールと使いこなしガイド
    1. iPhoneをアシスタントにする
    2. Gmailを顧客管理ツールにする
    3. ScanSnapとEvernoteでペーパーレスを実現する
    4. Evernote3.0と3.5を使い分ける
    5. Stickiesを秘書にする
  • フリーランスの曲がり角をどう乗り越えるか

●日時:2010年02月12日(金) 19:00~21:00(18:30開場)
●会場:名古屋会議室/名古屋駅前店(第2会議室)
●定員:20名
●講師:大橋悦夫

お申し込み

 
 

▼編集後記:
大橋悦夫
今回のセミナーは、僕にとっては初めてのテーマですが、これまでのどのテーマよりも身近な内容です。ある意味、身近すぎてセミナーのテーマの候補にすらなりませんでした。そんな中でこのテーマを推してくれたのは、執筆上のパートナーの佐々木正悟さんです。

週2回のSkypeミーティングの折に以下のようなやり取りがありました。

 

佐々木正悟大橋からどんな話を聞きたいですかね?

佐々木正悟大橋さんが独立して何年も仕事をし続けてらっしゃることじゃないですか

 
フリーランスで仕事をしていて必要性を強く感じるのは、自分をいかに客観視するかです。

自分のことは自分ではよくわからないものですから、自分のことをよりよく知る、もっと言えば自分の中に埋もれている手つかずの強みを発掘する必要があるわけですが、人と一緒に仕事をすることがそのための手段だと僕は思っています。

そこで今回のセミナーでは、参加いただく方の中から一緒に仕事をする方を募りたいと思っています。フリーランスになって最初の難関は言うまでもなく最初の仕事をいかに取るかですから、当日のワークを通して、どのような仕事をしていきたいかを発表いただき、お願いできそうな案件があればご紹介する、という形であなたの初めの一歩をバックアップします。

ぜひこの機会に、フリーランスとしてどんな仕事をしていきたいかをじっくり考える場として本セミナーを活用いただけたら、と思います。

 
死なずに続ける!フリーランスの方法

 

▼ピックアップ:

  • 先週の「今日訓」まとめ:早起きはお金の掛からない贅沢。(大橋 悦夫)
  • 先週の「今日訓」まとめ:自分が悩んだり苦労したりしたことでしか人の役に立てない。逆に言えば…(大橋 悦夫)





  • 習慣の力を最大限に利用して、少しずつ確実にステップアップ

     

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