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読書から「切り口」と「取っかかり」を得るための2つの問い

By: Loughborough University LibraryCC BY 2.0


本を読む時に心しておくべきことはいくつかありますが、特に最近意識しているのは、次の2つの問い。

  1. あなたがこの本から突きつけられた問いは?
  2. あなたが読み取ったのは何の問いに対する答えか?

その本を読んだことをきっかけに芽生えた疑問や問題意識を明らかにし、それとは別にその本から読み取った何かはどんな問題を解決するカギになるのかを言葉にして留め置くようにするのです。

これは、本との対話にほかなりません。

「この本は自分に何を問いかけてきているのか?」(本からの質問)および「この本は何の問いに答えようとしているのか?」(読者からの質問)です。

前者からは考える切り口が、後者からは行動の取っかかりがそれぞれ得られます。

 
例えば、次の3冊。

1.もったいない主義

» もったいない主義―不景気だからアイデアが湧いてくる! (幻冬舎新書)


以下、MediaMarkerのメモより。

たくさんの素敵な企画や構想が紹介されていて、「うわ、これ早く実現しないかな!」と思いながら読んでいた。一部はすでに実現しており、そのときに著者が味わったであろう「幸せ」をお裾分けしてもらえたような気持ちになる。

本書が投げかけている問いは、「それ、捨てちゃうの?」、「なんで声をかけないの?」、「どうして手を挙げないんだ?」といったものが中心。わかっちゃいるけどなかなかできないこともあれば、「その発想はなかった!」と快哉を叫ぶこともあるだろう。

そういう意味では「なんかいいことないかなー?」という都合のいい願望を抱いている人にとっては、その答えが手に入るかもしれない一冊(少なくとも何もしないでいるよりはマシなはず)。

2段落目が「この本は自分に何を問いかけてきているのか?」、3段落目が「この本は何の問いに答えようとしているのか?」に当たります。

2.あなたは絶対!運がいい

» あなたは絶対!運がいい


同じく、MediaMarkerのメモより。

注意深い人なら書名を見て「どうすれば運が良くなるか?」という問いには答えてくれないことはわかるはず。本書が答えてくれるのは、運を良くするための方法とは対極に位置する、ある一貫したコンセプト。それは一見すると「だから何?」と言いたくなるほどにシンプルでありながら、そうであるがゆえに多くの人がスルーしてしまいがちなちょっとしたこと。

そんなちょっとしたことが歴然たる「違い」を生み出すのだということに、24歳の時点(本書執筆時点)で気づいた著者は、8年たった今、シリーズ200万部突破という実績でこれを証明している。

こちらは「この本は何の問いに答えようとしているのか?」に注目。

3.ライト、ついてますか―問題発見の人間学

» ライト、ついてますか―問題発見の人間学


同じく、MediaMarkerのメモより。

努力は大切だが、闇雲な努力ならしないほうがマシ。同じ努力をするなら(1)意味のあるところに(2)意味のある方法で(3)タイミングよく、行いたいもの。本書は、この3つの条件を満たす努力のあり方を解説している。

人生において、痛い目に遭うのは教訓を得るためには避けられないが、繰り返し同じ目に遭うような「痛い人」になるのは何の教訓にもならないので避けたいところ。そんなわけで、痛い努力を意味のある努力に変えたいと思っている人におすすめ。

こちらも「この本は何の問いに答えようとしているのか?」がメイン。

以上、最近読んで良かった3冊でした。最近読んで良かった本は随時MediaMarkerにてアップデートしていきます(RSSフィード)。

#MediaMarkerの優れたところは、「読了」や「評価」などで絞り込んだ任意のリストについてもRSSフィードを発行してくれるところです・・・って意味分からない方、ごめんなさい。要するにAccessの「選択クエリー」ですね(余計混乱か)。

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