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書評
情報に振り回されないようになるための「自分力」の鍛え方
この本のタイトルには本当に悩みました。 最近の「○○力」ブームに乗って、表紙に大きくシンプルに、「自考力」「自軸力」「別解力」「自信力」と打ち出すか。 あるいは、「情報氾濫社会に飲み込まれない生き方」「自分主義のつくり方 […] -
書評
朝の10分で「やる気」をチャージする「POWER YOUR MORNING Podcast」
仕事が忙しいとなかなかじっくりと本を読んだり勉強したりといった時間が取れないものです。 そんな中、以前からその存在は知りつつもなかなかタイミングが合わずにキャッチできていなかったのが、J-WAVEの早朝の番組「WAKE UP TOKYO」の「POWER YOUR MORNING」というコーナー。 文字通り、「あなたの朝に元気をチャージ」というテーマで各界の著名人がビジネスの教訓を語るのですが、番組自体が早朝5:00〜7:00ということで、夜型な僕には視聴の難しいコンテンツだったのです。 そこで、ラジオサーバVJ-10を入手して、ハードディスクに予約録画をするようにしていたのですが、今度は「聴く時間がない」という自由人ぷりに、我ながらあきれていたところで、これを知りました。 -
書評
自分にとってしっくりくる「一番」になるための5つの指針
人が面倒くさがる仕事がいちばんやりがいがあって、楽しく、報酬もでかい。得られる信用も絶大である。僕は社員に、ことあるごとにそういって、人が面倒くさがる仕事に挑戦することを奨励しています。 なぜなら、僕自身、面倒だなあと思っていた仕事に挑戦して、結果的にそれが大きな飛躍につながった経験があったからです。(p.116) その「大きな飛躍」とは、「モーニング娘。」の成功を指します。つまり、上記の「僕」とは、つんく♂さんのことです。 今回ご紹介する『一番になる人』には、「どうせ芸能界の話でしょ」という思い込みが次々と覆される、著者の仕事に対する直向きな考え方が紹介されています。 特に印象に残ったのは、年長者に対する敬意が随所に見受けられること。特に子供時代の「じいちゃん」から受けた教えが人生に大いに影響を与えたようです。 本書はタイトルにある通り「一番」にこだわっているのですが、読み進めるうちにそれは「ナンバーワン」というより「オンリーワン」であることに気づきます。自他共に納得のいく「一番」になるためにはどうすればいいか。 僕なりに5つの指針が読み取れましたので、ご紹介します。 1.「一番」までのプロセスを細かく分解する 2.自分にとっての「一番」を探求し続ける 3.今のままでは「一番」になれないことを受け入れる 4.偽物の「一番」に注意する 5.「一番」は自分で見つける