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GANTZ:O(2016)

全編3DCGの美麗でスムーズなアニメーションに心奪われる。

これだけの作品を作り上げるのに、いったいどれだけの時間がかかるのか、想像するだに恐ろしい…。
渋谷と道頓堀の背景が極めてリアルで、ところどころ一時停止してくり返し観たくなる。

以前観た「バイオハザード ディジェネレーション(2008)」にも度肝を抜かれたが、当然のことながらそれをはるかに上回る。

原作を読んでいないが、世界観が分かるような構成になっていて入りやすい。
どんなに美麗でも、ストーリーに入っていけないと観続けるのが苦痛になってしまうので、観る側目線は本当に大事だと痛感させられる。

我が身を振り返って、知らず知らずのうちに「どうだ、すごいだろう」とドヤ顔で押しつけていないか、と。