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どうしても仕事に取りかかる気がしないときには心拍を速めてみる


佐々木正悟 どうしても仕事に取りかかる気がしないときには?

  • 結論:心拍数を変える

最近Apple Watchでずっと心拍数を追っているのですが、非常に個人的かつ興味深いことに気づきました。

私の心拍数はApple Watchによれば、平時には72/分といったところです。他の機械で測れば違う数字が出るかもしれません。

ところで、ちょっと興奮したりするとすぐ、心拍数というものはけっこう上がります

  • 80/分

くらいにはすぐなります。

そして、調子がいいとき、気分がいいと感じるときには、私の場合、だいたいこのくらいの数字なのです。

もちろんテニスをしたりすれば、120/分くらいまで上昇しますが、運動もしていないのにそこまで上がることは今のところありません。

また、数字が上がって苦しいと感じることも、今のところほぼありません。

では調子の悪いと感じるときはどうなるかというと、下がっているのです。

やる気を出したければ、心拍数を上げれば良い

先ほど述べたとおり、いつもはだいたい70の数字が、65以下になります。気分が悪いときというのは、だいたいこのくらいなのです。

もちろん睡眠時には60を切りますが、起きていて60を切っているというのは、観測範囲内では非常に少なく、しかもそういうときには非常に気持ちが悪い。

座り詰めで仕事をした夕暮れ頃にこうなります。

誰もがそうかもしれませんが、私は気分をよくした方が、難しい仕事に取り組む気になれます。だったら、心拍を80まで上げればいい。これはある意味簡単です。階段を上ったり降りたりすればすぐそうなります。

その数字を保ったまま、もう一度席に着くと、なるほどいくらかは仕事をする気がしてきます。

考えてみると、気が乗らないときに動画やコミックに「逃避」したくなるのも、同じような理由からかもしれません。ちょっと興奮する作品を読むと、80くらいにはなりますから。

「やる気を出せと言われても、気持ちを動かすのは難しい。だったら体を動かせ」とは自己啓発の教えにあります。

しかし、筋金入りの「先送り魔」は、「体を動かせばいいのはわかっていても、そのやる気が出てこない」という形で心理の無限後退が始まるのです。

やる気を出したい ← 体を動かせ ← その気になれない ← 体を動かせ・・・

こうしていつまでたってもピクリとも動き出せない、というわけです。

しかし肉体を動かせないようなときでも心臓は動いているはずで、それをすこしばかり速く動かしてやればいいのです。

すると気持ちが動きます。

▼編集後記:
佐々木正悟



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