「今年はなるべく早く帰ることにします!」という決意表明を年始のネット上でいくつか見かけました。
今日はそんな人におすすめしたい習慣についてお話します。
まず、そもそもなぜ早く帰れないのでしょうか?おそらくそれはこういった理由ではないでしょうか。
- 周りの人が帰らないのでなんとなく残ってしまう。
- 一日の作業量が多過ぎる。
これらの理由に対して有効な一つの習慣、それは「今日やったことを記録する」ことです。
しかし、今日やったことを記録するとなぜ早く帰れるようになるのでしょうか?
今日やったことを記録すると早く帰れる理由
今日やったことを記録すると早く帰れる理由は主に2つです。
- 自分の仕事ぶりをより客観的に評価できるため、早く帰る意思を後押ししてくれる。
- 自分が一日に処理できる作業量を把握できるため、無理のない計画を立てられる。
なぜ早く帰る意思を後押ししてくれるのか?
早く帰らずに周りに合わせてしまうのは、一日の終わりに「今日はあまり仕事ができなかった…まだみんな残ってるし申し訳ない」と思うからではありませんか?
でも、それは本当でしょうか?
私は、人は自分がやったことを半日分すら正確に覚えていられないと考えています。例えば、私は24時間の使い方を毎日記録していますが、ひどいときは4時間の間に何をやったのかすら忘れています。
今日やったことを記録していれば、「本当に仕事ができなかったのか?」という疑問に対して答え合わせができます。その結果、実はけっこう仕事ができていたなら、自分で納得して早く帰ることができるでしょう。
一方で、実際に仕事があまり進んでいなかったとしても、やったことの中に原因が書かれているはずなので次から対処できます。あるいは、今日の不調を納得して早く帰れるでしょう。
このように「今日やったことを記録する」と、今日の自分の仕事ぶりを納得できる説明材料になるので、早く帰ろうという意思を後押ししてくれるのです。
一日に処理できる仕事量を把握しよう
仕事が一日の計画通りに進まない理由としては、次の要因が挙げられます。
- 割り込み作業による遅延。
- 自分の処理能力の過剰評価
一日に割り込み作業が入る量も、自分が一日に処理できる仕事の量も、今日やったことを記録し続けていれば精度よく把握できるようになります。
自分の処理能力を考慮し、割り込み業務に対する余裕時間を計画に組み込めば、早く帰ることができる業務スケジュールに近づいていきます。
また、自分の処理能力と業務スケジュールが明確になっていれば、増えすぎた仕事を断ることも容易になり、早く帰る助けになります。
まとめ
- 早く帰りたいなら「今日やったことを記録する」
- 記録が早く帰っていいと自分を納得させてくれる。
- 記録が無理のないスケジュール作りを助けてくれる。
できれば「やったこと」の実績時間も記録できるとなお良いです。
この場合、タスクリストと分単位の作業記録を兼ねられるTaskChuteは、まさにぴったりのツールと言えます。
これまで作業記録を残したことがない人の場合、最初は「紙に手書き」などできるだけ簡単に記録する方法がおすすめですが、より正確に記録を残したくなった場合、TaskChuteの使用を強くおすすめします。
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2016年は自分のプログ「はまラボ」を298記事更新することを目標にしました。
シゴタノ!の記事で興味を持っていただけたなら、「はまラボ」の方もぜひ見ていただければ幸いです。直近では次のような記事を投稿しました。
今後も「あなたの暮らしをちょっと楽にする研究」をテーマに、仕事効率化、ライフハック、育児、便利なモノなどについて記事を書いていく予定です。よろしくお願いします。
▼濵中省吾:
「ほんと自由に生きてるよね」と家族に言われる化学系研究職。はまラボ主宰。
» 会社員のための究極のタスク管理 「君ならまかせて安心」と言われる仕事術 5つのコツで「時間」と「情報」は自由に使える! (impress QuickBooks)[Kindle版]