8月22日に入手してからの6週間、ワイヤレスヘッドセット(Explorer 500)を付けない日はありません。つまり、毎日欠かさず付けています。
特に、オーディオコンテンツ(オーディオブックやセミナー音声など)を聴く際には「なぜ今まで両耳にこだわっていたのだろうか?」と思うほどに片耳でもまったく支障がありません。むしろ片耳だけなら片手ですばやく付け外しができて便利なのです。
音楽を楽しむという場合は、もちろん、従来の両耳に装着するイヤホンやヘッドホンを使うほうがベターですが、ことオーディオコンテンツに関しては片耳で十分です。
また、ワイヤレスヘッドセットは「聴く」(インプットする)だけでなく「話す」(アウトプットする)ツールでもあります。
スマートフォン本体を口元に近づけなくてもOK
音声通話の際、スマートフォン本体を口元に近づけなくても、耳に当てなくても、手で持っているそのままの位置で、画面を見ながら話すことができます(イラスト参照)。
着信に応答するときや通話を終了するときも、ワイヤレスヘッドセットのボタンを押すだけ。スマートフォン本体に触れる必要がありません。
電話での通話をしない、という方でも以下の記事にあるような「音声入力」をするときにワイヤレスヘッドセットが活躍します。
» 『話すだけで書ける究極の文章法』、音声入力の使いどころとは?
音声入力の際も、スマートフォン本体を口元に近づけなくても、そのまま話せば認識されますので、両手が空きます。何か作業をしながらでも、入力作業を同時進行で進めることができるわけです(こういったシチュエーションはレアですが、例えば、移動中で両手で荷物を持っているときなどです)。
人混みの中にあっても、意外と自分の声だけを拾ってくれます。
まぁ、人混みの中にあっては不審に思われないよう、電話しているふうを装うために思わずスマートフォンを耳に当てたくなりますが、周囲に人がいなければ手ぶらで臆せずボソボソ話します。それでもきちんと聞き取ってもらえるので、不思議な感じです。
耳にはめ込むだけなのに抜群の装着感
耳にはめ込むだけなので最初は落とすのではないかと心配でしたが、この6週間、一度も耳から脱落していません。
イヤーループと呼ばれる、耳に引っかけるためのプラスティック製のアタッチメントが付属するので、これをExplorer 500に取り付けることで耳の穴からスポッと抜けても落とさずに済みます。
ただ、最初はイヤーループを付けていたのですが、イヤーループを付けなくても落ちないことがわかったので、耳に引っかける手間がめんどうになり付けるのをやめました。
▼ボタンはデザインの中にカムフラージュされています
▼手前側の側面に黒いスライド式の電源スイッチが見えます
▼mini-USB端子で充電します
▼イヤホン先端にある「ぐにゃ感のある輪っか」が脱落防止に役立っている感じです
▼イヤーループ(今は付けてません)
最大2台までのデバイスとペアリング・接続
最大2台までのデバイスとペアリング(接続待機状態)・接続(音声の入出力ができる状態)できます。
僕自身は、iPhone SE(通信専用デバイス・データSIM)とOptimus it L-05E(通話用デバイス・通話SIM)の2台とペアリングしていて、Explorer 500本体の電源をオンにすると、自動的に両方のデバイスに接続します。
ただし、音声の入出力ができるのは一度に1台だけです。
例えば、iPhone SEでオーディオを聴いているときに、Optimus it L-05Eに着信があったり、あるいはOptimus it L-05Eで発信をすると、自動的にiPhone SEの再生が一時停止し、Optimus it L-05Eに切り替わり、着信音や発信音が聞こえます。着信の場合は、Explorer 500本体のボタンを押すことで応答でき、もう一度押すと通話終了です。
まとめ
朝起きたら、まずExplorer 500を耳に装着し、電源を入れます。すると、「phone one connected」、続いて「phone two connected」と立て続けに2台のデバイス(iPhone SEとOptimus it L-05E)に接続できたことを告げられます。
その状態で、iPhone SEでオーディオコンテンツの再生を開始し、家の中を歩き回りながら朝の一連の家事や身じたくなどを始めます。iPhone SEはポケットに入れておきますが、ケーブルレスなので煩わしさはありません。
着替えたり(Tシャツを脱いだり着たりしても、直接触れなければExplorer 500が落ちることはありません)、ちょっとした家事をしている最中もずっとオーディオを聴き続けられます。毎日のことなのでこの時間を活用できるのは意外と大きいです。
移動中ももちろん装着しっぱなしです。片耳が空いているので、車内放送などを聞き逃すことはありませんし、電話がかかってくれば(めったにかかってきませんが)オーディオに割り込んでくるので取り逃す心配はありません。
もちろん、何かメモしたいことがあればメモアプリを開いて音声入力を即座に開始できます。
オフィスに着いてからも、PCの準備をしたりコーヒーを淹れたりといった時間もオーディオタイムを続けられます。
このような感じで、起きてから身じたく~移動~仕事を始めるまでの間はずっと装着し続けて、音声学習と音声入力を必要の応じてシームレスに行えるわけです。
重さはわずか 8g しかありませんがその存在感は偉大で、これほど“密着サポート”してくれるデバイスは初めてかも知れません。
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