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1年間「新しいMacbook」を使ってみた感想

By: Ondrej ProstrednikCC BY 2.0


佐々木正悟 いわゆる「新しいMacbook」を使ってほぼ1年になりました。

簡単な使用感を書いておきます。

文章入力はOK

キーボードは全く問題ありません。良好にキータッチできます。ちなみに私は、普段はMacBookPro13を使っているのですが、問題ありません。

ただし画面は広くないです。

それでも、視認性がかなりよく、フォントが小さくても十分に判読できるから、画面サイズが12インチでも、文章中心の作業はできます。

総じて、テキスト周りはOKといえます。

事務作業一般

もちろん、動作速度は速くはありません。

私は、SSD 256GB、メモリ4GBにしていますが、それでも高速とは感じられません。

とくにEvernoteなどを使っていると、待たされるという感覚に遭遇します。

ただし、がまんできないほどではないです。

たとえばNotebookやタグを大幅にいじりまわしても、同期はきちんと終了します。

出先での使用感

USBを増やすなどの拡張は必須です。

この点で注意があります。私が購入したサードパーティの拡張Docは熱くなります。はっきり言って、夏はダメだろうというレベルの熱の持ち方です。試してみたことはありませんが、目玉焼きが作れそうです。

USB TypeCの他に、デフォルトでイヤホンジャックもあります。だから出先で動画を見るのに、意外に良い環境ができます。私はあまり見ないのですが。

バッテリの保ちまずまずといったところです。午前中かなり作業しても、午後まで保ちます。

とはいえ、アダプタも重くないし、いまは電源のとれるカフェも多いから、なるべくアダプタを持ち歩くべきでしょう。

実際、900g台とあって、軽い。軽くもないのに薄いだけの機種が結構ありますが、これはちゃんと軽くて薄く、そして丈夫です。

感想

DropboxでもEvernoteでもiCloudでもちゃんと同期させれば、まさに「小さな書斎」としての機能を発揮してくれるすごい機種です。

ただ、「お絵かき」だの3D処理だのに期待しないほうがいいでしょう。

つまり、基本的に2台目に持つべきであって、これ1台ですべてをまかなうという性格の機種ではないのです。しかし、2台目としては外部拡張子以外、文句のつけようがないといえるほどです。

▼編集後記:
佐々木正悟



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