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ポメラの使い道はこんなにあるのです『ポメラ×クラウド活用術: ポメラをクラウドエディターにする方法』

表紙f

海老名久美今までにも、何度かポメラについては取りあげてきましたし、自分の電子書籍の中でも、仕事に欠かせないツールとして紹介していますが、ポメラを愛用している方は、意外なほど多いようです。

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今回、ライターで編集者でもある舘神龍彦さんの新作eBook『ポメラ×クラウド活用術: ポメラをクラウドエディターにする方法』を読ませていただく機会をいただきましたので、この本についてご紹介します。

ポメラは、ご存じのとおり、単体ではインターネットへの接続機能は搭載されていません。でも、テキストをQRコードに変換できるポメラと、「pomera QR code reader」というiPhoneアプリを組み合わせて使えば、入力しやすいポメラで作成した文書を、簡単にiPhoneで利用できるようになります。

これは、慣れるとかなり快適な連携なのですが、本書では、その連携の快適さや、使い道がかなり熱く、詳しく語られています。「ポメラを愛して止まない」気持ちが、文章からあふれ出ていると感じるほどです。

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著者の舘神さんは、DM100を愛用されているそうですが、本書は、DM100だけではなく、「pomera QR code reader」アプリが対応している、DM20、DM20Y、DM25、DM11Gも対象とされていますので、各機種をお持ちの方なら参考になります。

インターネットに接続できないことが、メリットでもあり、デメリットでもあるとされるポメラを、クラウドサービスと連携させて使う技に欠かせない機能として取りあげられているのが、次の2点。

  1. テキストのQRコード変換機能
  2. Bluetooth機能

この2つの大きな機能を最大限に活用することで、EvernoteやDropboxとも、連携させて使えるようになるわけです。私自身も、かなりポメラとiPhoneの連携機能を使い込んでいると思っていましたが、「そんなこともできるのか!」という技も示されていて、驚くと共に、早速やってみようと思いました。また、定型文挿入機能を使ったライフログの付け方や、読書メモの取り方など、日常的にポメラを愛用している人ならではのアイデアが次々に飛び出してきます。

さらに、ポメラで作成した文書を、印刷しなくてはならないときの手段まで紹介されていますので、もう絶対にWordじゃないと文書作成ができないという場合以外、「ポメラでそこまでやれるなら欲しいな」と思う人も現れそうです(笑)

知らなかった使い方を知ることができる、という意味では、ポメラをすでに持っている人にはもちろんオススメなのですが、「ポメラを買いたいと思っているけれど、どこまでできるものなのか分からない」という人にこそ、読んでもらいたいなと思う一冊です。

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▼編集後記:
海老名久美



iPad mini Retinaディスプレイモデルとキーボードを購入してから、そちらを使う機会も多いのですが、ポメラの手軽さにはかないません。乾電池で動くため、充電の心配がいらないというのも大きいです。


▼海老名久美:
フィーリング重視のガジェッターでライターで翻訳者。「SPEAQ」の中の人。