好きなブログやWebメディアの記事を読むのが、毎日の楽しみです。朝起きて、まずやることは、iPhoneでTwitterとRSSリーダーをチェックすることと言っても過言ではありません。「情報収集」というほど大げさなものではないのですが、チェックする媒体の数は非常に多く、いろいろと読み歩いていると、小一時間はあっという間に経ってしまいます。
使っているサービスは、feedly、Pocket、Pinboardなどですが、feedlyにはfeedly専用のアプリ、PocketにはPocket専用のアプリ、PinboardにはPinboard専用のアプリ・・・とそれぞれに専用のアプリを使う必要があります。楽しみのためとはいえ、これが結構な手間だったのですが、Macアプリの「ReadKit」を導入してから、記事のチェックや整理が格段に楽になりました。
ReadKit – Have all your reading in one place
複数のWebサービスを1箇所でチェック
ReadKitには、Instapaper、Pocket、Readability、Pinboard、Delicious、Feedly、 Fever、NewsBlur、Feed Wrangler、FeedbinといったWebサービスのアカウントを登録できるほか、RSSフィードを直接登録することもできます。一度登録してしまえば、いちいち、それぞれのサービスにログインしなくても、ReadKitを起動するだけで、これらの複数のアカウントに保存した情報を、まとめてチェックできるのですから、それだけでも便利です。特に、使用頻度の高いPocketとPinboardの情報を、1つの画面内で整理できるのが、私にとってはとてもうれしいことです。
記事を見つけやすい
各種Webサービスに保存しておいた記事をReadKit読み込むと、記事を探しやすいのも利点です。インクリメンタルサーチによって、高速で検索結果を表示してくれますし、タグを使って記事を探すこともできます。タグは、ReadKit内で編集可能ですが、Pocketの記事では編集ができるものの、Feedlyの記事ではタグを編集できません。ただしこれは、ReadKitが利用しているAPIの問題かもしれません。
その他にも、
- ブラウザを内蔵しているので、ReadKit内でオリジナルの記事を表示できる
- デザインをカスタマイズできる
- 記事のみをウィンドウいっぱいに表示して、集中して読めるモードがある
- Evernoteなど、他のWebサービスに記事を保存しやすい
- TwitterやFacebookなど、SNSに投稿しやすい
などなど、欲しい機能が充実しています。
私が購入した時点では、700円でした。有料アプリではありますが、これだけの機能が利用できるのですから、妥当な金額だと思いました。リーダーアプリをお探しでしたら、お勧めです。
▼海老名久美:
フィーリング重視のガジェッターでライターで翻訳者。「SPEAQ」の中の人。