Lifehacking.jp管理人が登壇！自分を変える「小さな習慣」のつくり方

更新日 2018 年 1 月 10 日
投稿日 2008 年 6 月 9 日
著者大橋悦夫
カテゴリーお知らせ

急な話ですが、Lifehacking.jpの管理人である堀 E. 正岳さんが東京に来られるということで、今週末6/14(土)午後に以下のようなセミナーを開催することになりました。

シゴタノ！セミナー：自分を変える「小さな習慣」のつくり方

　●日　時　：2008年6月14日(土) 14時00分〜17時00分（13時30分開場）
　●会　場　：ティーズ東宝ビル別館（渋谷駅東口徒歩5分）
　　　　　　　東京都渋谷区渋谷2-18-3 東宝ビル別館　203（地図）
　●参加費　：3,000円

当日は、参加者全員にもれなく堀さん書き下ろしの小冊子をプレゼントいたします。

以下、セミナーの詳細です。

すぐにできても、すぐに抜かれる

ここ最近シゴタノ！でご紹介してきた本には、1つ共通点があります。

・『一生太らない体のつくり方』でエネルギーの“不労消費”を増やす
・ストレスに負けない自分をつくるための4つのポイント（『メンタル・タフネス』）
・『仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか』、その答えは「仕組み」の先に
・迷うことなく『ずっとやりたかったことを、やりなさい』

それは、効果が出るまで時間がかかることです。これについては、以下のエントリーほかで「遅効性」という言葉で掘り下げています。

» 取りかかれない仕事対策１〜何となく気が進まない場合

即効性は落ちますが、その分だけ遅効性は高いといえます。言い換えれば、一度身につければ効果はずっと続きます。

即効性のあるものは、文字通りすぐに効果が出るというメリットがある一方で、誰がやっても、いつやっても同じような効果が得られるという意味で、費用対効果はあまり高くない、といえます。一言でいえば、すぐに出し抜かれてしまうということです。

この問題に対処するには、自分にとって「ずっとやりたかったこと」を毎日ほんの少しずつでも愚直にやり続けるしかありません。プロセスを一つひとつ飛ばすことなく積みあげ続けることで、自分の中に習慣という“ロボット”が活動を始め、彼が繰り返し行う部分を肩代わりしてくれるようになるのです。

1から10まですべてを自分で意識して記憶して実践しなくても、一部は無意識のうちにできるようになるわけです。

『一生太らない体のつくり方』の以下の一節はこのことを言っています。

誤解されている人が多いようですが、代謝、すなわち、人間が消費するエネルギーで、もっとも大きな割合を占めているのが基礎代謝です。その割合は、消費エネルギー全体の60パーセントから75パーセントにおよびます。運動などの活動によって消費されるエネルギーは、20パーセントから30パーセント程度に過ぎません。（p.35）

つまり、基礎代謝という“ロボット”が活発に動けるように育てていくことが、巡り巡ってパフォーマンス改善につながる、ということです。