ただし、条件があって1文字目が記号など(アルファベット以外)の場合のみ、っぽいです。
例えば、Windowsクライアントでは、「n」と入力すると、「n」で始まるタグが候補として表示されますが、
Webクリッパーでは、「n」が2文字目に含まれているタグも候補として表示されます。
あるいは、「dr」と入力すると、以下のような候補が(先頭の「$」が無視されている)。
つまり、Windowsクライアントは「前方一致検索」なのに対して、Webクリッパーは「一部例外ありの前方一致検索」っぽいです。
サンプルが少ないので、まだ検証の余地はありますが・・・。
という前置きで、本題はタグ入力は「部分一致検索」が便利なのではないか、ていうか僕は好きだ、という話です。
「たすくま」と「FastEver」のタグ入力は「部分一致検索」
たすくまとFastEverなら「先頭は憶えていないけど、確かこの文字列が含まれていたハズ!」という記憶があいまいなときでも、以下のように「部分一致検索」ができます。
たすくま
FastEver
ほかのアプリでも「部分一致検索」ができるものもあると思いますが、僕が使っている中ではこの2つです。
PCで作業をしている時に、割り当てるべきタグの入力で詰まったら、傍らのiPhoneでササっと上記のような「部分一致検索」を行うことが多いのです。
タグが多い人間には、部分一致検索でどんどん候補が絞り込まれていく過程は爽快にして痛快。
無数のタグがある中で、1文字ないしは2文字の検索キーで目的のタグを一発で呼び出せたときは、もはやエクスタシー。
麻雀でカンチャンを一発でツモったときのテンション。
久しぶりに目にしたタグが刺激となって、そこから発想が拡がったり、候補リスト上に並んだ、お互いに関連のないタグ同士に不思議な共通点が見いだされたり、といったセレンディピティも楽しみのひとつ。
ちなみに、Windowsクライアントでも、いくつか前のバージョンではこの「部分一致検索」ができていた時があったのですが、ほどなくして「前方一致検索」に戻ってしまいました。
「部分一致検索」に戻して欲しいとこいねがうきょうこのごろです。
あるいは設定で、必要に応じて「前方一致」と「部分一致」を切り替えられるようにするとか。
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