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「自炊」で「断捨離」? 年明け前の書斎大掃除

電子ブック自炊完全マニュアル
電子ブック自炊完全マニュアル 戸田 覚

東洋経済新報社 2010-12-03
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現状、書籍のカットからスキャンを経てPDFリーダーまで、一冊で何もかもを押さえたければ、本書です。ただ、本書を読み終えた暁には、「オチ」がつきます。つくと私は思います。それはこのエントリの最後で。

今では「自炊」をするために、特に書籍をひもとかずとも、あるいは一冊改めて購入せずとも、ネット上にもおそらくは既読の本にも、マニュアルはいくらもあるはずですが、本書は一冊にパッケージ化されているというところがポイントです。何となく皮肉な話ですが、この辺に「紙の本の価値」の一端が感じられます。

言うまでもないことですが、最初から最後までくまなく読むような本ではありません。むしろ、知りたいところを参照しつつ、「作業」をどんどん進めていくための本です。「障子の張り替え」時に参照するような本です。

著者は有名な方です。そこにも本書の価値があります。「自炊」を1から実践するには、けっこうお金がかかります。一読者の身で推察するのは失礼ですが、著者はおそらく、「自炊」ツールを購入するのに延々悩むほどお金に困っていませんので、「現状最高の自炊ツール」だけを選定してくれています。読者はそれを黙って参考にすることができるのです。

モノを断ち、モノを捨て、モノから離れるの最善としても、でも捨てられないモノは?

私は「断捨離」について語ることはできません。何しろ今単語登録したばかりです。しかし、モノへの執着を断ってスッキリしたいという、平均的な日本人の衝動は平均的に持っています。

そこで、デジタルです。個人的に「クラウド」というのは、「断捨離」などと相性がいいと思っています。「モノへの執着を断つ」という思想性にはほとんど触れられませんが、物理的なモノを減らして、スッキリするけど、情報だけはしっかりキープするという、即物的な根性は確保できます。

むろんそれは、持っている「モノ」の中でも、「本」が突出して多いという事情の人にしか当てはまりません。とはいえ、辞書、写真集、地図、旅行ガイド、雑誌など、場所を取る「本」をたくさん持っているのは何も「学者」に限りません。「自炊」は相当程度に場所の圧迫から解放してくれます。やればやっただけのものを感じられるライフハックです。

ただし、『電子ブック自炊完全マニュアル』を一読された方は思うでしょう。「ずいぶん面倒くさそうだな」と。「やればやっただけのことはあるのかもしれないが、いつやる?」と。

そんな方のためにこそ、たとえば↓こちらです。

サービス案内~本(書籍)の電子化_PDF、スキャンサービスなら【スキャポン】.jpg

本を買って読んでも、無駄になる?

そんなことはありません。これほど(がどれほどであるかを決めるのがあなたの心ですが)の手間を代行してもらいたいというのは当然だと思えれば、それで十分なはずです。サービスというのはそういうものでしょう。自分でやってもいいし、お金を出して、人にやってもらっても、いいのです。それを選択できるというのが、幸せなことなのです。

▼編集後記:
佐々木正悟

仕事をためこまない人になる5つの習慣
仕事をためこまない人になる5つの習慣 佐々木 正悟

青春出版社 2010-12-21
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現在、予約受付中になっている拙著ですが、こちらは「結局シンプルなツールが最強だよね」といった方へ向けて、「ちょっと待ってください」ということを書いた本です。

冷蔵庫に磁石を取ったり付けたりするタスク管理も、チラシの裏紙に書くメモ帳も、工夫だとは思いますが、一段と「面倒な」工夫をする意義は、十分にあります。

「結局はシンプルな方法が…」と言ってみたり「やっぱりGTDで…」と言ったりしているうちに、気がつけば書棚がビジネス書で埋まったという方は、ちょっと読んでみてください。