10月より「仕事効率化」をテーマにしたキュレーションを始めています

カテゴリー: お知らせ書評



ITmediaさんが運営するONETOPI(ワントピ)にて「仕事効率化」をテーマにしたキュレーションを担当させていただくことになりました(10月3日よりすでに正式にスタートしています)。

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ちなみに、「キュレーション」を深く理解したいなら、佐々木俊尚さんの『キュレーションの時代』がおすすめです。

以下、僕なりの視点で“ハイライトシーン”をピックアップしました。



 

合わせて読みたい:

『キュレーションの時代』がどちらかというと個人の視点でインターネットの今が語られていたのに対して、『ソーシャルメディア進化論』は企業の視点です。

『キュレーションの時代』で語られている世界が企業というコンテキストではどのように見えるのか。ところどころ両書でクロスオーバーするところがあり、興味深く読むことができました。


関連エントリー:

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「AMNブロガー勉強会」を終えて(スライド公開) 

 

▼編集後記:




「読む」と「目を通す」

日々大量の「読み物」が押し寄せてきます。とてもすべては読み切れません。必然的に取捨選択を始めるわけですが、ここで注意しておきたいことがあります。

それは、「読む」と「目を通す」の違いです。

前者は文字通り「読む」わけですが「目を通す」よりもじっくり読む感じです。最初から最後まで通読するニュアンス。

後者は「目を通す」という言葉の通り、一通りは対象に視線をスキャンさせつつも「読み取る」ところと「読み取らない」ところが出てくるニュアンス。

「読む」以上はしっかりと読まなければ吸収率にも影響します。でも、すべてを同じレベルで読むことはできません。時間的制約はもちろん、読み物を置いておくための空間的制約もあるでしょう。あるいは、書かれている内容が高度な専門知識を必要とする場合には知的制約も生じるかもしれません。

とはいえ、こういった制約があるからといって「読まないで済ます」(=捨てる)のは少しもったいない気がします。

筋トレで、一定の重さ以上のバーベルは持ち上げられないから、そもそも挑戦すらしない、という状況に似ています。筋力アップを図るなら、自分が持ち上げられるかどうかスレスレの重さに挑むことが大切です。

そういう意味では、とりあえず「目を通す」だけでも意味があると思うのです。そうすることで、「確かこういうことが書いてあった」とか「こういうキーワードが出てきた」という断片的ながらも、そこに書かれていることを吸収する準備が進みます。

筋トレでも「うわぁ、こんなに重いのか」という実感を持つことによって、体が“準備”をし始めるのに似ています。

時間がなくても、とりあえずタイトルや見出しだけでも目を通しておくことで、その分野に関する読み物を読み取るための“回路”のようなものが頭の中に形成され、次回以降の読み取りスピードの向上や読み取り密度のアップに貢献するのではないか、と考えています。


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